研究課題/領域番号 |
62550297
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計測・制御工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
太田 道男 筑波大学, 構造工学系, 教授 (10016446)
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研究分担者 |
山海 嘉之 筑波大学, 構造工学系, 助手 (30183833)
佐々木 公男 筑波大学, 構造工学系, 助教授 (90016767)
青島 伸治 筑波大学, 物理工学系, 助教授 (60013710)
松島 晧三 筑波大学, 構造工学系, 教授 (20016786)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 人工透析 / 総循環血液量 / ヘマトクリット / ヘモグロビン濃度計 / 初期血液量 / ヘモグロビン濃度 |
研究概要 |
光波利用によるヘモグロビン温度計測装置、透析患者のオブザーバ、循環血液量推定アルゴリズムを組合せることにより、透析治療時の総循環血液量推定法の開発を目的としている。循環血液量の初期値に関しては、体重からの概算値でも実用上差し支え無いが、個人差や治療間の食事等による違いが存在するため、各患者ごとに初期血液量を推定することが望ましい。簡単な患者モデルを基に構成した簡易オブザーバを用いて循環血液量の初期値推定を試みた。 循環血液量の初期値(Vb(O))を推定する場合には、モデルと患者との出力誤差を修正ゲイン(Ke)を掛け、これをモデルのVb(O)にフィードバックすることによってVb(O)の修正を行う。治療開始1時間程度では透析液濃度が血液量の変動に及ぼす影響が非常に小さいので、循環血液量の初期値Vb(O)の推定はこの手法により十分行えると考えている。臨床への応用を考慮し、モデルと患者の出力誤差の移動平均をとり、ノイズに対処した。臨床測定を想定したシミュレーションでは擬似ランダムノイズを加え、Vb(O)の推定の度合を十分検討した。推定に要する時間は計測ノイズの影響を受けるが、修正ゲイン(Ke)の大きさおよび移動平均により調整した。 また装置に関しては、ヘモグロビン濃度計測部に於て、光源を従来のLEDから、805nmの半導体LASERに換えることにより、SN比の多大な改善を得ることが出来た。
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