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磁気軸受による超高速回転と軸振動

研究課題

研究課題/領域番号 62550301
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関金沢大学

研究代表者

松村 文夫  金沢大学, 工学部, 教授 (40019724)

研究分担者 藤田 政之  金沢大学, 工学部, 助手 (90181370)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1987年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード磁気軸受 / 磁気浮上 / 軸振動 / 制御系設計 / 最適制御 / ロバスト制御
研究概要

磁気軸受は, 磁気浮上の原理によって回転体を浮上させ支持するものである. そして電動機により回転させるが, 高速になると軸の不つりあい, 軸のたわみが原因となっと振動を発生しやすくなる.
本研究はその軸振動を押え, より高速で電動機を駆動するための基礎技術を作るものである.
本年度の研究は次のように行なった.
1.軸の不つりあいが回転軸系に与える影響を明確に数式モデル化した.
2.その数式モデルを基礎にして, 軸振動を抑えるための磁気浮上系の制御方式を考案した.
3.実験ではまず, 電動機回転速度が一定(低速度, 中速度)の場合について制御装置を製作し, 実験を行なったところ, 軸振動制御に対し顕著な効果が見られた.
4.次に, 回転速度が変化する場合についても制御装置を製作し, 実験を行なったところ, ある速度範囲内で効果が見られた. 超高速領域では困難である. この原因は電力増幅器の能力によることが明らかになった.
5.なお, この研究の過程で次の研究も行った.
(1)磁気軸受における摩擦特性, とくにクーロン摩擦
(2)ラジアル・スラスト制御兼用の理論と制御系設計法
(3)磁気浮上系のディジタル制御の理論と実験
なお, 磁気軸受のたわみの効果を単純化したモデルによる研究計画を作製し実験に移りつつある.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 松村文夫: 電気学会論文誌D. 107. 1066-1066 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] F. MATSUMURA: IEEE Trans. on Magnetics. MAG-23. 2581-2583 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 松村文夫: 電気学会マグネティックス研究会資料. MAG-87. 47-55 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 野口晴之: 電気学会マグネティックス研究会資料. MAG-87. 53-62 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 松村文夫: 電気学会論文雑C. 108. 47-54 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 松村文夫: 電気学会論文誌D. 108. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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