| 研究課題/領域番号 |
62550341
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| 研究種目 |
一般研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
土木構造
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| 研究機関 | 熊本大学 |
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研究代表者 |
平井 一男 熊本大学, 工学部, 教授 (60040367)
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| 研究分担者 |
山尾 敏孝 熊本大学, 工学部, 助教授 (40109674)
大津 政康 熊本大学, 工学部, 助教授 (80109016)
梶川 靖治 川田建設(株), 工事本部, 開発室長
崎元 達郎 熊本大学, 工学部, 教授 (50029302)
KAJIKAWA Yasuharu Construction Division, Kawata Kensetsu co.
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| 研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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| 研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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| 配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1987年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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| キーワード | 混合構造物 / 連結はり / 断手 / 耐荷力 / プレストレス / 継手 / 鋼コンクリート混合構造 / 応力集中 / 曲げ耐荷力 |
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| 研究概要 |
高さ30cm、巾25cmの長方形断面PCはり及びこれと鋼H型はりをPC鋼棒により結合一体化した連結はりを製作し、純曲げ、曲げとせん断、そして純せん断を受けるそれぞれの場合について、破壊に至るまで載荷する実験を行った。連結方法としては、コンクリート部材に通したPC鋼棒を鋼部材の端部に溶接したエンドプレートに締着して緊張し、コンクリート部材引張側にプレストレスを導入すると同時に鋼部材とコンクリート部材との結合一体化をはかる構造とした。純曲げ5体、曲げせん断6体、純せん断1体の計12体の実験の結果、耐荷力性状と耐荷力の理論的算定法について以下の知見が得られた。
1)純曲げ又は曲げとせん断を受ける連結ばりの耐力は、接合部上縁のコンクリート圧壊に支配される。したがって、鋼桁上フランジの曲げによる直応力度をコンクリート側に分散して伝達するために、端板厚が重要となる。端板厚が小さすぎると曲げ耐力は著しく低下する。所要の曲げ耐力を得るための端板厚は、端板を上下フランジで固定された板と考え、プレストレス力による曲げ応力度が降伏応力度以下になるよう定めれば良い。
2)簡易計算から求めた端板厚を有する連結ばりの断手部については、プレストレス量、連結筋の径等を変えることによって容易にある巾の曲げ耐力を調節し設定でき、示方書の応力ブロックモデルに連結筋等の影響を補正することにより、算定することができる。
3)せん断耐力については、さらに研究を行う必要があるが、一般にここで用いた形式の連結はりでは曲げ耐力に対して設計すれば良いと考えられる。その際、ディコンプレッションモーメントを生ずる荷重を設計荷重とすることが妥当であり、ひびわれ及び曲げ破壊に対して、それぞれ1.3及び3.0の安全率が確保される。
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