研究課題/領域番号 |
62570106
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
野口 民夫 大阪大学, 医学部, 講師 (70135721)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1987年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ピルビン酸キナーゼアイソザイム / 組織特異的発現 / シス作用制御領域 |
研究概要 |
解糖系律速酵素ピルビン酸キナーゼは哺乳動物においては、L型、R型、M_1型、M_2型の4種のアイソザイムが存在し、組織特異的に発現している。本研究は本酵素の組織特異的な遺伝子発現を制御する因子の同定を目的とし、以下の点を明らかにした。 1.L型とR型はL遺伝子から異なるプロモーターを使って、組織特異的に転写されるが、この転写を制御するシス作用領域をCATアッセイにより調べた。その結果、L型の転写制御領域は転写開始点上流に存在することが判明した。すなわち、-185bpから-152bpまでには正の制御領域が存在し、これは組織特異的発現に係わるエンハンサーとしての機能を有していた。このエンハンサーが働くためには下流の-94bpから-62bpまでの領域が必要であつた。この2つの領域をさらに調べると各々の領域内にある約18bpのバリンドローム構造の配列が重要と考えられた。一方、R型の転写制御領域はR型の転写開始点上流-108bpから-79bpまでに存在することが示唆された。 2.M_1型とM_2型はM遺伝子から転写産物のスプライシングの違いで生成することを明らかにし、1と同様な方法で転写の制御領域を調べた。その結果、-358bpから-286bpまでに負の制御領域が、-286bpから-68bpまでに正の制御領域が存在することが示唆された。
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