研究課題/領域番号 |
62570439
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
堺 春美 東海大学, (小児科)医学部, 助教授 (00102830)
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研究分担者 |
林 秀樹 東海大学, (小児科)医学部, 助手 (30189659)
岩崎 弘幸 東海大学, (小児科)医学部, 助手 (10184871)
木村 三生夫 東海大学, (小児科)医学部, 教授 (80055657)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1988年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 予防接種 / 改良百日咳ワクチン / 三種混合ワクチン(DPT) / MMRワクチン / インフルエンザワクチン / ELISA / 抗体測定法 / ワクチンの評価 / インフルエンザ生ワクチン / インフルエンザワクチンの経鼻接種 / ELISA法 / 百日咳ワクチン / MMR / 局所免疫 / 血清抗体価 / HI法 / 麻疹風疹おたふくかぜ三種混合生ワクチン / 麻疹抗体価 / 風疹抗体価 / ムンプス中和抗体価 / MMR2回接種法 |
研究概要 |
予防接種の実施にあたっては、各ワクチンについてのたえざる評価が必要である。我が国においては、昭和22年以来百日咳ワクチンが定期接種として接種されてきた。昭和56年に世界にさきがけて改良百日咳ワクチンが導入された頃より我が国の百日咳は減少しているが、改良百日咳の有効成分である百日咳毒素の含有量がメ-カ-によって一定していないところが近年問題となっている。改良百日咳ワクチンは、従来の全菌体ワクチンと比較して、高い免疫原性を有していると考えられるところから、ジフテリア破傷風百日咳三種混合ワクチン(DPT)を従来のI期3回からI期2回に減らす方向での行政上の検討もなされている。また、平成元年4月より、従来の麻疹単独ワクチンの定期接種のかわりに、麻疹おたふくかぜ風疹三種混合ワクチン(MMR)が使用されることとなった。インフルエンザワクチンについては、従来の皮下接種法が必ずしも十分な効果を示さないという評価から、その接種率が急速に低下している。局所免疫を付与することのできる方法として、インフルエンザワクチンの経鼻接種法がある。このような状況のもとで、各ワクチンについてのより信頼性のある評価法が求められてきた。本研究においては、現在最も感度の高い抗体測定法であるELISA(酵素抗体法)が上記の各ワクチンの評価法として、適切な方法であることを明らかとした。
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