研究課題/領域番号 |
62570547
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田川 進一 大阪大学, 微生物病研究所臨床部門, 助手 (70171569)
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研究分担者 |
木谷 照夫 大阪大学, 微生物病研究所臨床部門, 教授 (80028406)
中村 善尚 大阪刑務所, 法務技官
徳嶺 進洋 大阪大学, 微生物病研究所臨床部門, 助手 (90207564)
NAKAMURA Yoshihisa Technical Staff Mivistry of Justice Osaka Prison
脇 耕二 大阪大学, 微生物病研究所, 医員
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1987年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | LAK / LAK-CF / LGL / NK-CF / IL-2 / IL-2レセプター / LAK特異抗体 / LAK由来細胞障害因子 / LGL白血病 / p55 / p75 / Tac抗原 |
研究概要 |
LAK活性を有するLGL白血病細胞の表面は230KdのLH49抗原が存在して、これは、LAK活性のないLGL白血病細胞には見出されなかった。このLH49抗原は、健常人末梢血PBLの約30%に存在することがわかった。LH49のNK活性とLAK活性とのかかわりあいについては今後の検討を要する。 本LGL白血病細胞はstimulator cellと培養することによりLAKーCFを放出することがわかった。この活性は本細胞のcell to cellでみた細胞障害能と平行していた。さらに、LAKーCFとNKーCFはその標的細胞スペクトラムが異なっていることが判明した。 この液性因子は分子量20Kdであった。しかしイオン交換クロマトグラフィーの結果から、本活性物質の構成は均一物質ではないことが判明した。 p55Tac IL-2レセプターはT細胞がILー2や抗原などの刺激を受けるとその表面に出現することが知られている。しかし、もともとILー2レセプターの検出されない健常人PBLやLGL白血病細胞がILー2刺激でなぜLAK化するかは興味のもたれる点であった。 我々は、ヨード化ILー2を化学的に細胞膜と架橋する方法を用いてLGL白血病細胞表面にp75の第2のILー2レセプターが存在することを見出した。
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