| 研究課題/領域番号 |
62570668
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| 研究種目 |
一般研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
脳神経外科学
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| 研究機関 | 帝京大学 |
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研究代表者 |
間中 信也 帝京大学, 医学部, 教授 (30107502)
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| 研究分担者 |
指田 純 帝京大学, 医学部, 助手 (70187152)
鈴木 英男 帝京大学, 医学部, 助手 (90162990)
永山 一郎 帝京大学, 医学部, 講師 (70189166)
谷島 健生 帝京大学, 医学部, 助教授 (00114554)
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| 研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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| 研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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| 配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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| キーワード | 脳外科手術の精度向上 / 超音波 / ニューロナビゲーター / ナビゲーター手術 / 脳の3次元立体モデル / 空間位置情報 / ナビゲータ手術 / 脳の三次元立体モデル |
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| 研究概要 |
本研究の目的は頭蓋内の手術部位をリアルタイムに脳の立体モデル上に表示して、頭蓋内の空間位置情報(topograpical information)を術者にフィードバックすることにより、手術の精度を高める技術を開発するとこにある。昭和60〜61年度に開発した、3次元ディジィタイザーを用いて、コンピュータにとりこんだT画像上に手術部位を表示する装置のシステム-すなわち「ナビゲータ手術」をさらに発展させた。
昭和62年度は次の2点の研究を行なった。
(1)超音波発信・受信装置を用いて、頭蓋内の位置が検出できるかを、主としてファントムで検討した。
(2)TVカメラによりとりこんだCT画像をディジタル化して、これから脳の立体モデルを作成し、(1)と(2)を統合化がする。
以上の研究の結果、位置情報を、頭蓋骨の上から超音波プローベで検出することは、現段階ではかなり困難で、開頭血の脳表からならなんとか判別できる程度のものであることが判った。この研究の成果として超音波ドップラー法により、頭蓋外から血管の位置が検出でき、これを脳位置情報に反映させることが出来た。
もう一方の脳の立体モデルを作る点については(T画像を128×128点、7ビットのボクセル集合に圧縮し、スライス幅に応じたステップ幅で積み上げて二次元画像データを作製し、必要に応じて2軸方向に重みを付けた三次元のスムージングを行なう〓〓で完成しえた。
最終的には、三次元ディジィタイザーと、立体画像、これに血管情報も統合化し、これを運用するソフトウェアーも改良を加え、より効率的で情報の多いシステムを完成し得た。このシステムを現在は脳腫瘍や血腫除去術にさかんに応用し、かなりの成果を挙げている。
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