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各種インターフェロンの泌尿器科系培養細胞に対する影響(特にレセプターを中心として)

研究課題

研究課題/領域番号 62570727
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関徳島大学

研究代表者

香川 征  徳島大学, 医学部泌尿器科, 教授 (40035738)

研究分担者 住吉 義光  徳島大学, 医学部泌尿器科, 助手 (80187814)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードインターフェロンα / インターフェロンγ / インターフェロンレセプター / 併用効果 / インターフエロンα / インターフエロンγ / インターフエロンレセプター / インターフェロン / レセプター / 腎細胞癌培養株 / 膀胱腫瘍培養株 / I-125ラベルインターフェロン
研究概要

泌尿器科領域においてインターフェロン(IFN)は腎細胞癌に約20%の有効率をしめすがIFNが有効なのか無効なのか投与前に解明できればいいわけであるが、IFNの性質上簡単なものではない。今回われわれはIFNレセプターを測定することにより、その抗腫瘍効果を推測できるかどうかを検討し、またTNFによるレセプター数の変化とIFNαとIFNγの併用効果INVITROで検討した。
実験材料と実験方法;
使用した培養癌細胞は腎細胞癌株KPK-1、KPKー13、膀胱癌株Jー82、5637、MGHーU1、前立腺株、DUー145、PCー3、であり対照として正常皮膚線維芽細胞、NSFー1も使用した。レセプターの測定はIー125ラベルしたIFNαとIFNγを用い特異的結合能を測定した。INVITROにおける感受性は96wellのマイクロプレートを用い、クリスタルバイオレット染色法でおこなった。
実験結果;
1.腎細胞癌株KPKー1はIFNαのレセプター数が多く、またIFNαに対する感受性が強かった。それに反しJー82はレセプター数が少なく又、感受性も低く、レセプター数と感受性は一致した。しかし他の癌細胞は必ずしもレセプター数と感受性は一致せず、レセプターが少なければ感受性はないと言えるが多かった場合は感受性、すなわち増殖抑制の程度はさまざまであった。
2.TNFの前処理によりレセプター数が増加するものがあり、その併用による有用性が示唆された。
3.IFNαとIFNγとの併用により7腫瘍株のうち3腫瘍株に相乗効果が認められた。

報告書

(3件)
  • 1988 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 香川征・住吉義光・淡河洋一・滝川浩: 西日本泌尿器科.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Susumu KAGAWA; Yoshiteru SUMIYOSHI; Yoichi AGA, Hiroshi TAKIGAWA: "STUDIES OF THE INTERFERON RECEPTORS AND ANTITUMOR ACTIVITY" THE NISHINIHON JOURNAL OF UROLOGY.

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 香川征・住吉義光・淡河洋一・滝川浩: 西日本泌尿器科.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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