研究課題/領域番号 |
62570852
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
奥田 礼一 (奥田 禮一) 東北大学, 歯学部, 教授 (80005024)
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研究分担者 |
佐藤 秀樹 東北大学, 歯学部, 助手 (60154085)
遠藤 達雄 東北大学, 歯学部附属病院, 講師 (20168826)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 真空アーク融解鋳造機 / 純チタン鋳造体 / 機械的性質 / 歯学 / 歯科保存学 / 歯冠修復 / 鋳造 / ロストワックス法 / アルゴンアーク / 加圧鋳造 / 埋没材 / コーティング材 / 鋳造体 / 鋳造物 / チタン / 引き張り強さ / のび / 硬さ / 金属組織 / 鋳巣 |
研究概要 |
酸素含有量の異なる4種類の純チタンインゴットおよびコバルトを微量添加 (1%及び3%) したチタン合金を使用し、2種類の試作鋳造機にて得られた鋳造体の機械的性質を引張試験、硬さ測定および金属組織観察から考察したところ次のことが示唆された。 1.酸素含有量の異なるチタンイゴットを使用することにより、酸素含有量が少ないほど軟質で伸びのある鋳造体が、酸素含有量が多いほど硬質で強度の高い鋳造体が得られる。 2.本システムでの鋳型材と鋳造体との反応は表層より100〜150μm程度である。 3.コバルトを微量添加したチタンイゴットを用いることによって、チタン鋳造体の強度を強化することが可能である。 4.2種類の試作鋳造機によって得られた鋳造体には差異が認められ、これはアーク照射時間の違いにより、溶湯の温度に差が生じたためと考えられる。
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