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補綴領域における超音波断層像の画像処理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62570872
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小林 賢一  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (00170316)

研究分担者 加藤 二久  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (70095107)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1987年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード全部床義歯 / 超音波診断 / 画像処理 / Bモード法
研究概要

無歯顎補綴においては有歯顎とは異なり, 義歯の維持・支持を不安定な義歯床下粘膜に求めている. そのため, 義歯床・顎骨という2つの硬い物質にはさまれている床下組織についての情報が機能的義歯作製の観点から必要となる. 我々は, 超音波断層像の不十分な特性を画像処理することにより補い床下粘膜の客観的な診断・計測を目的とし, マイクロコンピュータによる画像処理システムの開発を試みている.
本研究は, (1)システムのデータ入出力の高速化, (2)画像処理プログラムの開発, (3)臨床への応用を目的としている.
本システムは(1)超音波診断装置, (2)マイクロコンピュータ, および(3)ソフトウェアから構成されている. システムの特徴は, 下記の通りである.
1.高速な外部記憶装置を用いることにより, 400×250ピクセルの画像データの入力はフロッピィディスクシステムの3分に比べ, 11秒と1/16に短縮された.
2.超音波診断装置を改造することにより, 画像メモリのデジタル信号を直接コンピュータに入力可能なものとし, 画像の劣化を最小限のものとした.
3.ソフトウェアとして, (1)画像入力・表示プログラム, (2)ファイル転送プログラム, (3)平滑化・エッジ強調・2値化などの画像処理プログラム, (4)完全に自動化されてはいないが, 計測プログラムを開発した.
4.本プログラムで, 処理可能な画像データの大きさは, 1ラスターは6000ピクセルの制限があるが, ラスター数には制限がなく, さらにパイプライン処理が可能である.
以上について, 日本超音波医学会第50回研究発表会(昭和62年6月)・日本補綴歯科学会雑誌31巻5号(昭和62年10月)において発表している.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小林賢一, 内田博之, 長尾正憲, 加藤二久, 菅野勉, 福喜多博: 超音波医学. 14-1. 587-588 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 小林賢一, 内田博之, 鈴木哲也, 水口俊介, 田中慎二, 長尾正憲, 加藤二久: 日本補綴歯科学会雑誌. 31. 1099-1103 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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