研究課題/領域番号 |
62570954
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
山川 浩司 東京理科大学, 薬学部, 教授 (80084416)
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研究分担者 |
西谷 潔 東京理科大学, 薬学部, 助手 (60089331)
佐藤 毅 東京理科大学, 薬学部, 講師 (20089329)
坂口 礼司 東京理科大学, 薬学部, 講師
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1989年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1988年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | テルペン / 微生物酸化 / αーメチレンーγーラクトン / 海産天然物の合成 / センブラン / α,βーエポキシスルホキシド / 不斉合成 / Nーアリ-ルアチリジン / テルペン類 / α-メチレン-γ-ラクトン / センブラン類 / α,β-エポキシスルホキシド / N-アリ-ルアチリジン / セスキテルン / センブラン型ジテルペン / α,βエポキシスルホキシド / 昆虫フェロモン / 分子内閉環 / 光学活性エポキシド / アシルブタジェン / アチリジン / 微生物による水酸化 / テルペノイド / α, β-エポキシスルホキシド / 分子内閉環反応 / 分子内ラジカル閉環反応 / α, β-不飽和ケトン / α-メチレンーγ-ラクトン |
研究概要 |
1.生物活性の構造因子となるαーメチレンーγーラクトン構造を持つテルペン類の一般合成法の開発を研究し、アルデヒド基をもつアリルシリル化合物をルイス酸触媒で、オイデスマン型セスキテルペンラクトン類の合成に成功した、また、アルデヒド基をもつアリルブロミド類を低原子価クロム触媒により、二環性αーメチレンーγーラクトン誘導体の一般合成法を開発した。 2.生物活性をもつセンブラン型ジテルペン(+)ーサルコフィンの左右の半分の構造分子を、それぞれ(-)ーカルボンおよびゲラニオ-ルより数工程を経て合成に成功した。この両者を縮合を検討し、生物活性をもつセンブレノイド型(+)ーサルコフィンの全合成を目指している。 3.カレンを出発物質として三環性トリケトン誘導体を有用な中間体としてこれよりエレモフィラン類、アリスト-ル、シナリラト-ルおよびデビィネヨ-ルの全合成の先駆化合物の合成に成功した。 4.αーサントニンおよび11ーデヒドロサントニンを微生物酸化して、数種のヒドロキン化合物を単離し、構造解明して反応機構を推論した。 5.α,βーエポキシスルホキシド類を中間体とする、αー置換カルボニル誘導体の新しい合成法の開発に成功した。 6.炭素側鎖の末端に硫黄およびセレンを脱離基として、α,βーエポキシスルホキシド類に導き、これよりラジカルおよび塩基触媒による閉環反応で二環性化合物の新しい合成法に成功した。 7.光学活性な1ークロロアルキルフェニルスルホキシドより光学活性なα,βーエポキシスルホキシド類を経由して、光学活性なαーアミノケトン、αーエポキシ化合物の新規な不斉合成法を開発した。 8.光学活性なpートリルスルフェニル化合物より(Z)ーNーアリ-ルアチリジン類の新規な合成を開発した。
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