研究課題/領域番号 |
62580090
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
川初 清典 北海道大学, 体育指導センター, 助教授 (80026822)
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研究分担者 |
神原 啓文 京都大学医療技術短期大学部, 教授 (50109005)
中川 功哉 北海道大学, 教育学部, 教授 (50001798)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1987年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 心拍数 / Endpoint / 運動処方 / 虚血性心臓病 / 訓練心拍数 / 目標心拍数 / Electrocardio graphy / ジッギング / オールアウト / エンドポイント / 五輪選手 |
研究概要 |
高齢者や患者の運動、更に市民スポーツの現場で基準的に応用されている運動強度の指標、目標心拍数や訓練心拍数について、運動中断直後の心拍数回復を加味した評価基準を実験的に求め、監視器機を離れて自由かつ自然的なスポーツ実施における運動強度の監視が更に高い精度で可能となる資料を得た。 運動中の心拍数推定には運動直後の10秒間、20秒間、30秒間、および60秒間の心拍数を1分間当たりに換算する方式を用い、複合スキーおよび重量挙げ等の一流選手各々10名、12名についてトレッドミル最大負荷時の場合の反応を基礎的に検討し、更に複合スキー選手17名のハーバード・ステップテストについても検討した。また、運動強度の監視が必須な対象として虚血性心臓病の回復期患者14名について47例のジョギング時Endpointで、および同患者のボールゲーム中の訓練心拍数及び目標心拍数で、その回復特性を応用的に調べた。 EndpointあるいはAlloutでの心拍数の高さに依存してその回復に遅延が認められた。つまり最大負荷時では回復10秒間の心拍数がまだ同値にとどまり、その後の10秒間で、例えば複合スキー選手では平均3.8拍の減少を見せた。しかし亜最大のテストにあっては被検者の違いに拘らず運動直後の10秒間値から直ちに回復が認められ、この点は心臓病患者の目標心拍数、訓練心拍数、Endpoint時心拍数でも同様であり、約4〜6拍の減少を認めた。回復時の心拍数から運動強度を判定する場合、心拍数と短時間で触診する場合に随伴する測定誤差も踏まえつつ運動強度の過少評価が起こらないように留意するべく必要性が示された。
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