研究課題/領域番号 |
62580098
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
野崎 忠信 明星大学, 人文学部・一般教育, 教授 (70062297)
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研究分担者 |
今福 一寿 明星大学, 人文学部・一般教育, 講師 (50147922)
秋田 勝彦 明星大学, 人文学部・一般教育, 教授 (40062335)
綿貫 敏雄 明星大学, 人文学部・一般教育, 教授 (10062332)
佐尾山 秀治 明星大学, 人文学部・一般教育, 教授 (20062325)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 低運動技能者 / 高運動技能者 / 体育指導 / 女子学生 / ハ-ドリング / 鉄棒運動 / ボ-ルキック / サッカ- / 体育指導方法 / 運動技能 / さか上がり / 腕立て前転 / 前回り下がり / 障害走 / ハードル / ハードリング |
研究概要 |
教科教育を担当する立場にある者が、初等教育の教諭をめざす学生に対して、教科体育で必要とされる「運動技能や指導力をどの程度身につけさせたらよいか」という問題を研究してきた。その研究の一つとして、指導者が「低運動技能者」であった場合の影響についてということに着目し、「高運動技能者」との比較(体格・体力・運動技能等)をすることによって、その特徴を明らかにし、指導方法の基礎的資料を得ようとした。その結果、次のような種目を通して成果が得られたので報告する。 1.陸上運動における障害走について この運動では、ハ-ドリングにおける(1)踏み切り初速度(2)踏み切り距離(3)着地距離(4)比踏み切り距離(5)最高重心高(6)踏み切り角度(7)跳び越し時上体前傾角度(8)着地時上体前傾角度について分析を試みた結果、踏み切り位置やスピ-ドを生かしたリズム感の差異を得ることができた。 2.鉄棒運動における連続技について この運動では、「さか上がり〜腕立て前転〜前まわりおり」について次のような分析を試みた。さか上がりは(1)足の振り上げ角度(2)振り上げ足の移動速度(3)頭部後傾角度(4)膝頭角度について、腕立て前転は、(1)初速度(2)角速度(3)体幹角度(4)膝頭角度について、また前まわりおりについては、(1)つま先の軌跡について行った。その結果、スム-ズに回転運動をさせるための動作における相違点を明らかにすることができた。 3.サッカ-におけるボ-ルキックについて この運動では、ボ-ルキックにおける(1)ボ-ルスピ-ド(2)足のスイングスピ-ド(3)インパクト時における腰角度および膝角度(4)ボ-ルの蹴り出し角度(5)身体各部位における水平移動距離について分析を試みた結果スイングスピ-ドを効率的に生かす動作の差異などを明らかにすることができた。以上のことから指導方法に関する資料を得ることができた。
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