研究課題/領域番号 |
62580234
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
時田 澄男 埼玉大学, 工学部, 助教授 (20008866)
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研究分担者 |
勝部 昭明 (勝部 照明) 埼玉大学, 工学部, 教授 (70008879)
山田 興治 埼玉大学, 工学部, 教授 (30008875)
岩本 一星 埼玉大学, 工学部, 助教授 (90008871)
吉田 俊久 埼玉大学, 教育学部, 教授 (90016395)
下沢 隆 埼玉大学, 理学部, 教授 (30008809)
黒石 佳伸 埼玉大学, 理学部, 助手 (60008860)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1988年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 化学教育 / マイクロコンピュ-タ- / 量子化学 / 原子軌道 / 分子軌道法計算 / 分子設計 / 計算機シミュレ-ション / アニメ-ション / 可視化 / マイクロコンピューター / 計算機シミュレーション / アニメーション / 分子軌道法 |
研究概要 |
われわれは、マイクロコンピュ-タ-を化学の研究・教育における重要な道具として活用するために、一連の研究を行っている。今回は、特に、「マイクロコンピュ-タ-を用いなければ達成しにくい新しい表示技術」に注目して研究した。具体的には、新しいソフトウェアとして次のプログラムを開発した。 1.ラザフォ-ドの実験の高速シミュレ-ション 2.波動の実験のアニメ-ション:一次元進行波、一次元定常波、および、二次元定常波 3.回折実験のシミュレ-ション(高画質表示) 4.波動と粒子の二重性を視覚的に認識させるためのシミュレ-ション 5.原子軌道の表示:等高線表示、擬三次元表示、電子雲表示、等値曲面表示、半透明表示 6.複素関数で表わされる原子軌道と実関数で表わされる原子軌道の相互関係を認識させるためのシミュレ-ション 7.混成軌道の表示 8.分子軌道の表示 9.分子構造入力のための対話型ソフトウェア 10.分子構造模型の高速描画 11.分子軌道法計算のための対話型プログラム 12.分子設計への応用が容易な入力デ-タ作成プログラム 以上の研究の成果は、論文8編、総説等23編、口頭発表25件、著書4編として取り纏めた。また、作成したソフトウェァは各方面に配布して活用を依頼する一方、自身でも、本学、東京大学、お茶の水女子大学、千葉大学、東京学芸大学、上智大学などにおける講義で実際に利用することにより、その教育効果を確認した。
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