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聴覚障害者教育のための音声情報処理の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 62580259
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

高橋 秀知  筑波大学, 学校教育部, 教授 (20013378)

研究分担者 西川 俊  筑波大学, 学校教育部, 助手 (40183537)
近藤 都登  筑波大学, 物理学系, 教授 (60011524)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
キーワードワープロ / パソコン / 音声情報処理 / 聴覚障害者教育
研究概要

聴覚障害者とのコミュニケーション手段としては, 手話・口話・筆談等の方式が利用されているが, 可能な限り, 音声情報をそのまゝ視覚情報である文字で表示されることは, 健聴脊との情報伝達時に, 極めて有効な手段である. 我々は, これまでに, 現在発達中の日本語文章処理装置を有効に活用し, 大量の文字を, 字幕としてビデオ等の映像に挿入することによって, その教育効果を検討. 研究して来た. その延長として, 昨今特に発達しているパソコンのワープロソフト等を利用し, しかも文字の確定操作が終わったものから, 順次文字としてビデオ画面に表示することを考え, 講演会に於ける講師の口の動きにあった音声情報の表示装置の研究を行った. パソコンを利用したのは, (1)パソコンの汎用性を利用し, (2)高速データ処理機能を利用し, (3)種々の機能の容易な利用性と, (4)パソコン通信で代表さる通信. ネットワーク機能を利用して, 目的の一部を達成することにあった. 従って, 我々は, パソコンの文章処理機能を一部変更することによって, 従来ワープロで実現して来た, 大量の文字情報の容易な作成及び送出と, 確定した文字を即時的に送出する機能の開発にほヾ成功した. 現在, 合成表示装置として, 我々が以前に開発した装置を一部改造して全系を完成すべく作業中である. 従って, 合成表示装置の本来有する機能を利用した前者の機能の確認は得られているが, 後者を確認するには, 今少々の時間を必要とする. この装置に, 音声認識装置を接続することにより真の実時間音声・文学変換装置が出来ることが十分予測さる. この研究は, 音声・文学表示装置の最っとも基本となる部分であると考えられる.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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