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都市災害時の避難拠点の適正配置に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62601539
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

渡辺 仁史  早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1987年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード都市災害 / 避難 / 施設配置
研究概要

(1)地域の空間特性の把握
人口の急増している首都圏周緑部の都市である八王子市を研究の対象地域として取り上げ, 土地利用と空間構造に関する指標について, 250メートルのメッシュデータを作成した. これらのデータを因子分析することにより対象地域を4つの性格に分類し, この4つの地域特性を基に, 空間構造を明らかにした.
(2)住民の災害意識調査
広域での避難を考えるにあたっての重要な評価要素は, 広域避難拠点の位置である. これを住民が日常どの程度認識してきるかを知るために意識調査を実施した. 八王子市, 所沢市, 吉祥寺市において既に実施された商店街での調査に加え, 今回は, 主として住宅地を含めた範囲でアンケート調査した結果, 拠点の存在は知っているものの, 実際の災害時には, そこまで到達できないと思っている住民が大半であることが明らかになった. その理由は, 避難拠点までの経路が確保できないという不安によるものである.
(3)日常時における空間のイメージ調査
広域避難のように, 日常の生活圏に必ずしも含まれない地域施設に関しては, その正確な位置情報を住民が把握していないことが, 災害意識調査から明らかになった. そこで, 住民が自分の生活圏をどのように把握しているかを知るため, イメージマップを中心としたアンケート調査を実施した. その結果, 通勤, 通学, 買い物といった行動が, 地域のイメージ形成に大きく係わっているが, このことは, 地域の空間特性でみると, 道路, 交差点といったものと関係があることが明らかになった.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 風間,渡辺: 日本建築学会学術講演梗概集. 603-604 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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