• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ヒト細胞増殖に対する外部磁場の影響

研究課題

研究課題/領域番号 62602516
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関金沢大学

研究代表者

谷本 能夫  金沢大学, 薬学部, 助教授 (10110743)

研究分担者 渡辺 正己  横浜市立大学, 医学部, 助教授 (20111768)
二階堂 修  金沢大学, 薬学部, 教授 (60019669)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1987年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード磁場効果 / ヒトがん細胞 / 光化学反応 / 定常磁場 / 交流磁場 / 芳香種カルボニル
研究概要

近年, 人体が外部磁場にさらされる機会が急増し, 人体に対する磁場の影響が問題となってきている. そこでその基礎研究として,ヒト細胞増殖と光化学反応に対する外部磁場効果を検討した.
1.HeLa S3細胞の塩殖に対する磁場効果
ヒトがん細胞の増殖に対する磁場効果を検討した. 永久磁石の組み合わせにより定常磁場0.2Tと交流磁場(0.1T, 30Hz)を発生した. ヒトがん細胞HeLa S3を37°Cの培養室内で約1週間増殖し, その間の細胞数を計数したが, 定常磁場・交流磁場いずれも有意な差異は認められなかった. 次にX線照射との協同作用について検討した. 定常磁場下づX線照射後磁場中で細胞増殖を行った. コロニー形成・増殖曲線には有意な効果はみられなかったが, セルサイクルをしらべたところX線を照射した系ではセルサイクルに異常が認められた. その原因について今後更に検討の予定である.
2.光化学反応に対する磁場効果
SDSミセル水溶液中のキノキザリン, キサントン, クロモン等の光誘起水素引抜き反応に対する磁場効果をレーザー〓光法等により研究した. いずれの場合も反応中間作の寿命, 収量が磁場により増大, 反応中間作のラジカル対の三重項-一重項項間交差が磁場により仰制されることが明らかとなった.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Yoshifumi Tanimoto et al.: Chem.Phys.Letters. 137. 330-335 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Takeshi Watanabe et al.: Bull.Chem.Soc.Jpn.60. 4163-4165 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Takeshi Watanabe et al.: Bull.Chem.Soc.Jpn.60. 4166-4168 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshifumi Tanimoto et al.: Bull.Chem.Soc.Jpn.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi