• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

生体機能をモデルとした蛋白分離膜の合成と評価

研究課題

研究課題/領域番号 62604551
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

三山 創  長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (10115123)

研究分担者 手塚 育志  長岡技術大学, 工学部, 助手 (80155457)
塩見 友雄  長岡技術大学, 工学部, 助教授 (10134967)
今井 清和  長岡技術大学, 工学部, 教授 (60115102)
野坂 芳雄  長岡技術大学, 工学部, 助手 (30134969)
藤井 信行  長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (50011119)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1987年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワード荷電型限外濾過膜 / 蛋白透過 / 蛋白分離 / ポリアクリロニトリルグラフトポリマー / ポリビニルアルコールグラフトポリマー / ポリウレタングラフトポリマー
研究概要

臭素を含むポリアクリロニトリルのポリジメチルアミノエチルメタクリレートの光グラフト(1), ポリアクリルニトリルヘのポリスチレンスルホン酸ソーダの光グラフト(2), ポリウレタンへのポリアミンのグラフト(3), ポリビニルアルコールへのポリアミンのグラフト(4)る成功した. (1), (3), (4)は四級化して正荷電を持たせた. (1)を用いて正荷電膜, (2)を用いて負荷電膜を作製し水の透過特性が良い条件を定めた. これらの荷電膜を用いて牛血清アルブミンの透過実験を行った結果, 正荷電膜ではアルブミンの等電点(PH4, 7〜4, 9)付近より高いPHでは透過率の著しい上昇がみられた. これに対して負荷電膜では等電点より高いPHでは透過は少ないが低いPHでは急激に上昇した.
一方, γ-グロブリンの透過は著しく小さく, PH依存性は見られなかったが, この結果に関しては今後の検討を必要とする. また負荷電膜を用いて等電点より低いPHにおいて, アルブミンおよびγ-グロブリンの混合液の透過実験を行った結果, 透過液中でのアルブミンのグロブリンに対する濃度の著しい増大が認められた.
今後上記(1), (2), (3), (4)により作製した膜に関し各種血しょう蛋白の透過におよぼす電荷密度, 細孔サイズ, 溶液のイオン強度などの因子の影響を調べ蛋白分離の最適条件を決定する. 同時に種々の分子量のデキストラン, 正荷電を有するジエチルアミノエチルデキストラン, 負荷電を有するデキストランサルフェートを用いて透過実験を行ない荷電型限外濾過膜の特性を評価して理論的考察を行う.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 三山 創 他: Makromol.Rapid Commun.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi