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光学活性物質/シンチレータ系の光励起ダイナミックスー蛍光偏光測定

研究課題

研究課題/領域番号 62606510
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関電気通信大学

研究代表者

林 茂雄  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (60126357)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1987年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード光学活性 / エネルギー移動 / 円偏光 / 蛍光 / 光弾性変調器
研究概要

本研究は本年度よりスタートしたのであるが, まず目標としたのは, 基本的な光学系の組立および偏光変調系の製作である. 光学系は, 試料セル台, PEM(光弾性変調器), 検光子, 分光器(計画中), 光電管, レンズ等から成り, それらを35cm×70cm×6mmの鉄板の上に配置した. その鉄板を暗箱で覆い, それに隣接して光源部を置いた. 光源としては低圧水銀灯, ナトリウムランプが使えるようにした.
次に偏光変調系については, 変調素子として日本分光PEM-Cをテフロン製ブロックではさんだものを用いた. この素子のドライバーは, GPIBをを介してコンピュータ制御するため, そしてロックインアンプ用参照信号と2チャンネルパルス計測用参照信号の両方が取り出せるようにするため, 自作した. ドライバー回路は, 基本的には水晶発振子の共振周波数(約50KHz)に追随して発振するためのPLL, および設定した振巾を保持するためのAGCから成立っている.
PLLで最も重要なのがVCOであるが, 市販のモノリシックVCOではロックがはずれやすかったので, 18.432MHz水晶発振子とバリキャップを用いて0.1%変調可能なVCOを製作し, それを368分周したものを採用した. その結果, ロック周波数は周囲温度と共に直線的に(2.2Hz/°C)増加することが分り, 使用可能な温度範囲はほぼ13°C〜33°Cと予想される.
AGCで出力振巾を設定した時, バライバーの出力抵抗はほぼ800Ωであった. この値はPEM, Cのインピーダンス5.6KΩよりも十分小さく, 通常の負荷変動に対しては問題ないものと思われる.
GPLBインターフェースについては, Z80シングルボードコンピュータを用いて製作し, GPLBを介してコマンドを送ることによって, 振巾設定, ステッピングモータの回転ができるようにした.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] S.Hayashi: J.Phys.B: Atom.Mol.Phys.20. 6305-6317 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] S.Hayashi: J.Phys.B: Atom.Mol.Phys.21. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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