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音声処理技術の性能評価法の高度化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62608002
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

比企 静雄  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)

研究分担者 山本 英雄  KDD研究所, 次長
筧 一彦  NTT基礎研究所, 情報通信基礎研究部, 首席研究員
粕谷 英樹  宇都宮大学, 工学部, 助教授 (20006240)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1987年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワード音声処理技術 / 性能評価法 / 音声合成 / 音声認識 / 品質評価法 / マン・マシン / インターフェイス
研究概要

1.国内外における研究状況の調査:音声処理技術の性能の評価法についての, 国内外の学会の出版物や会合での研究報告や各種の委員会活動などの資料を収集して, 従来からの関連する基礎的・実戦的研究の動向を把握し, 本重点領域研究の今後の進展に応じてそれらと連携を計れるように準備した.
2.評価に関与する要因についての解析:音声処理技術を高度情報化社会におけるマン・マシン・インターフェイスという観点から見た場合の, 社会構造の変化や代替技術との相互関係なども含めた基本的な問題点について考察したうえで, 音声合成技術・認識技術の性能評価に関与する要因を系統的に解析し, 本研究課題で今後多面的な評価法を有機的に複合させていくための基礎となる枠組を用意した. とくに, これらに含まれる要素技術がシステム技術に総合される場合に, 使用の形態, 使用の目的, 使用の条件, 対象となる音声, 伝達する情報などの要因との関連を考慮に入れた評価法を確立する手順を検討した.
3.実験用音声分析合成システムの整備:今後の実験に用いる音声分析合成システムとして, エンジニャリング・ワークステーションによるものとパーソナル・コンピュータによるものとの2系統のシステムを, ピッチ抽出プログラムの改良などのソフトウェアと合せて整備した.
4.音声入出力における声質の効果の検討:評価に関与する要因のすべての面で, 音声入力の性能と発話者との相互関係を支配する主要な音響関連量であり, また音声出力の聴きやすさに著しく影響する音質について, 有声音音源の音響分析と声質の知覚的分類の両面から, その効果を検討した.
5.高能率符号化法式の品質評価法, 音声処理技術のマン・マシン・インターフェイスとしての使用の形態に関連した要因, 規則合成音の品質評価などについて, 実験的な検討を進めた.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 粕谷 英樹 他: 電子情報通信学会技術研究報告. 87-13. 17-24 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 粕谷 英樹 他: 日本音響学会講演論文集. 62-10. 241-242 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 粕谷 英樹 他: 日本音響学会誌. 43-9. 670-671 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 筧 一彦 他: 日本音響学会講演論文集. 62-10. 265-266 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 筧 一彦 他: 日本音響学会講演論文集. 63-3. 279-280 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 筧 一彦 他: "音声情報工学" NTT技術移転株式会社, 257 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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