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清浄金属表面を用いた高反応性表面の調製

研究課題

研究課題/領域番号 62609512
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

大西 孝治  東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70011492)

研究分担者 堂免 一成  東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (10155624)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1987年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードCH_2ラジカル / Al単結晶表面上での反応 / CH_2I_2分解反応
研究概要

本研究では高活性な反応種を固体表面上に生成させ, その性質・反応性を詳細に検討することを目的としている. 具体的には清浄なアルミニウム単結晶上に低温でCH_2I_2などのハロゲン化メチレンを導入した後, 温度を上昇させることにより気相中にCH_2ラジカルが放出される. これらの反応についてLEEDやMASSによって調べ, 更に高感度赤外反射法(RAS)でどによってその性質を明らかにする.
1.超高真空系の製作:試料を超高真空下で取扱う必要から超高真空容器を製作し, それに既存のLEED, MASSやRAS装置を組み込むことが出来た.
2.アルミニウム単結晶の調整:単結晶アルミニウム金属をスパークカッターを用いてAl(111), Al(110)およびAl(100)面を切出した. XRDで調べた結果±0.5度以内で正確にこれらの面が現れていることがわかった.
3.調整されたAl(111)単結晶を用いて超高真空下にて低温でCH_2I_2を導入し, 温度を上げながら昇温脱離ピークを調べた. その結果0>1のところで140KのところにCH_2^+ラジカルに生成によるピークが観測された. Al表面にはIが残るが, 773Kに昇温することによって再び清浄なAl面が得られることがわかった. なおAl(111)上に吸着したCH_2I_2はdisorderであることがわかった. 他のAl(110), Al(100)面についても同様に研究を進め, 単結晶面による反応性の相違について検討を行っている.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 堂免 一成: J.Phys.Chem.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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