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密度不均質を伴う乱流の数値予測に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62613508
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

高城 敏美  大阪大学, 工学部, 教授 (40029096)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1987年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード乱流 / 数値シミュレーション / 密度不均質 / 二次元せん断流 / 非定常噴流 / 旋回流 / 乱流モデル
研究概要

1.二次元せん断流において生じる流動と混合の挙動を数値シミュレーションした. せん断層には周期的なうずが発生すること, うずによって二流体が巻き込まれ混合が促進すること, 下流ではうずの合体が生じること等が予測された. うずの発生周期, ぜん断層の速度分布やその発達の実験結果を予測できることを示した. また, 主流を加振した場合のうずの発生は加振周波数の整数倍になること, この傾向は実験の結果を予測していることを示した. また, 反応を伴う場合, うずの生成が抑制される傾向があること, この原因として密度変化による膨脹, 動粘性係数の増加が考えられた.
2.N_2ガス中にCO_2を非定常的に円管から噴出したときの流動と混合の数値シミュレーションを物性値, 密度の変化を考慮した基礎方程式に基づき行った. 噴流中に規則的に渦が形成されること, 渦内部に周囲流が巻き込まれ混合が促進されること, 第2番目の渦が第1番の渦に吸収合体されること等の結果が得られ, 実験で得られている結果をよく予測されることがわかった. 噴流先端の到達距離も計算は実験をよく予測できることがわかった.
3.管内旋回乱流における流動と混合を〓〜ε二方程式モデルと応力方程式モデルにより予測し, 実験と比較した. 〓〜ε二方程式モデルでは実験で得られている剛体渦的領域内での混合の抑制現象や流れ場を予測できないが応力方程式モデルでは予測できることがわかった. また, その原因が明らかとなった.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Toshimi Takagi: JS-WSS/CI Joint Meeting. 145-147 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Toshimi Takagi: 2nd ASME-JSME Thermal Engineering Conference. 5. 41-45 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Shuichirou Hirai: 2nd Int.Symp.on Transport Phenomera in Turbulent Flows. 825-838 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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