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染色体の分子構成

研究課題

研究課題/領域番号 62615004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関熊本大学

研究代表者

平賀 壮太  熊本大学, 医学部, 教授 (40027321)

研究分担者 榊 佳之  九州大学, 遺伝情報実験施設, 教授 (10112327)
堀内 嵩  九州大学, 医学系研究科, 助教授 (60108644)
西村 昭子  国立遺伝学研究所, 助手 (20142002)
小椋 光  熊本大学, 医学部, 講師 (00158825)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
1987年度: 16,500千円 (直接経費: 16,500千円)
キーワード大腸菌 / DNA / 変異株 / 遺伝子 / クローニング / DNA塩基配列 / 制限酵素地図 / 細胞分裂 / 複製終結 / 接合 / 染色体分配
研究概要

大腸菌の染色体には約3000の遺伝子が存在すると推定されているが, 現在までに遺伝地図が決定されたものはその約13である. また解析されていない遺伝子の多くは細胞分裂等の複雑な機構に関与しているもので, 本研究ではこれらの遺伝子を徹底的に解析し, 構造的・機能的連関を明らかにすることを目的としている. 細菌にはDNA複製機構とは独立したDNA分配機構が存在し, その機構はいくつかの遺伝子によって支配されていることがミニFプラスミド等の研究によって明らかになってきた. 小椋はミニFの分配に関与するプラスミド遺伝子および宿主遺伝子の変異を分離しその遺伝子の詳細な解析を進めている. 平賀は大腸菌染色体の分配も遺伝的に支配された機構により行われることを明らかにするため, 染色体分配が異常になった変異株を分離する新しい研究方法を開発し, 変異株の解析を進めている. 堀内はR6Kプラスミドの集結部位をクローン化し, 方向性のある終結配列を明らかにした. また大腸菌染色体からも同様な機能を持つDNA断片をクローン化し, 現在この配列に結合する蛋白の分離を進めている. 西村は多数の温度感受性変異株のコレクションとpLCプラスミドコレクションとの相補性テストにより, 細胞分裂に関与する全fts遺伝子群の染色体地図を作成した. 榊は霊長類ゲノムのL1配列およびヒトのトランスサイレチン遺伝子の詳細な研究を進めている. 本研究は計画通りに着々と進展しており, 今後の発展が期待される.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] N.Kusuwa,H.Mori,A.Kondo,S.Hiraga: Mol.Gen.Genet.208. 365-372 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sakaki,M.Hattori,A.Fujita,K.Yoshioka,S.Kuhara,O.Takenaka: Cold Spring Harb.Symp.Quant.Biol.LI. 465-469 (1986)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sakaki: Mol.Biol.Med.4. 193-197 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] H.Furuya,K.Yoshioka,H.Sasaki,Y.Sakaki,M.Nakazato,H.Matsuo,,S.Ikeda,N.Yanagisawa: J.Clin.Invest.80. 1706-1711 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] A.Fujita,M.Hattori,O.Takenaka,Y.Sakaki: Nucleic Acids Res.15. 4007-4020 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] T.Horiuchi,M.Hidaka,M.Akiyama,H.Nishitani,M.Sekiguchi: Mol.Gen.Genet.210. 394-398 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Sakaki,H.Sasaki,K.Yoshioka,H.Furuya: "New Approach to Genetic Diseases Molecular approach to familial amyloidotic polyneuropathy: DNA diagnosis,molecular pathology and transgenic mice." T.Sasazuki,Academic Press, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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