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植物細胞全能性成立の分子生物学的基礎

研究課題

研究課題/領域番号 62622004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

建部 到  名古屋大学, 理学部, 教授 (80115592)

研究分担者 長田 敏行  基礎生物学研究所, 細胞生物学研究系, 助教授 (10012519)
渡辺 昭  名古屋大学, 農学部, 助教授 (70023471)
岡田 吉美  東京大学, 理学部, 教授 (30011703)
谷藤 茂行  北海道大学, 理学部, 教授 (50000774)
駒嶺 穆  東北大学, 理学部, 教授 (90011494)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1987年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
キーワード植物細胞 / 全能性 / 脱分化 / 分化 / 遺伝子発現制御 / 形質転換植物 / 植物ホルモン
研究概要

計画研究「全能性発現の分子機構」では, 体細胞の全能性発現の素過程を制御する遺伝子発現の研究がおこなわれた. 脱分化, 種子形成, 老化については, それぞれに特異的な遺伝子のcDNAのクローン化又は構造解析が始められた. 細胞増殖, 分化, 発芽については指標タンパクが特定あるいは単離された. 一方, オーキシン結合タンパクが精製され, 機能の解析がはじまった.
計画研究「全能性の基礎となる遺伝子構造とその発現の解析」では, 核ゲノムの構造解析がtRNA遺伝子の同定と, 制限酵素長多型の分析の二つの面から始められた. 一方, 組織特異的あるいは細胞周期特異的発現を示すいくつかの遺伝子について, コード領域および調節領域の構造解析がおこなわれた. また, ウィルスのcDNAを組み込んだ植物体が作成され, その性質が調べられた. 無細胞転写系が開発され, その性能が調べられた.
公募研究では, 根の重力屈性や形態形成に関する変異株が多数作成された. またC4炭酸同化酵素遺伝子がクローン化された. 植物の生長や頂芽優勢を制御する遺伝子がRiプラスミドで見出された.
総括班は次の活動をおこなった. 1)発足時に全メンバーによる研究計画の発表と討論をおこなった. 2)総括班会議を発足時と年度末におこない, 計画および成果を検討した. 3)研究組織間の連絡のため, ニュースレターを5号発行した. 4)公開シンポジウム「植物発生と遺伝子発現の柔軟性」を開催し, 外部との交流をはかった. 5)メンバー間の共同研究をうながすため, 全メンバーの最近の論文集を編集, 配布した.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 建部 到: 蛋白質核酸酵素. 30. 102-108 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 野村 港二: 蛋白質 核酸 酵素. 30. 123-130 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 谷藤 茂行: 蛋白質 核酸 酵素. 30. 277-287 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Meshi,T.: EMBO Journal. 6. 2257-2563 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Kawakami,N.: Plant and Cell Physiology. 29. 33-142 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Nagata,T.: Mol.Gen.Genet.207. 242-244 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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