| 研究課題/領域番号 |
62840007
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| 研究種目 |
試験研究
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
物性一般
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| 研究機関 | 福井大学 |
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研究代表者 |
出原 敏孝 福井大学, 工学部, 助教授 (80020197)
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| 研究分担者 |
岡本 正 東芝, 要素事業部, 主幹
目片 守 福井大学, 工学部, 教授 (80025345)
立川 敏明 福井大学, 工学部, 助教授 (00020206)
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| 研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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| 研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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| 配分額 *注記 |
14,700千円 (直接経費: 14,700千円)
1988年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1987年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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| キーワード | ジャイロトロン / サブ・ミリ波 / サイクロトロン・メーザー作用 / プラズマ散乱計測 / 準光学的回路素子 / ブラソフ・アンテナ / サブ・ミリ波分光 / 2mm波帯ESR / サイクロトロン高調波メーザー作用 |
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| 研究概要 |
1.サブ・ミリ波帯ジャイロトロンの設計と試作
62年度 サブ・ミリ波帯ジャイロトロンに不可欠の強磁場系(SCマグネット)を整備し、最大磁場強度8Tまで発生できるようにした。また、計算機シミュレーションによって、電子銃と空洞共振器の最適設計を行ない、設計に基ずいて製作し、これらを組合せてサイクロトロン高調波動作を用いた発振テストを行なった。サブ・ミリ波帯ジャイロトロンに必要な2次及び3次高調波動作の資料を得た。
63年度 電子銃と空洞共振器を組合せた系に対するシミュレーション・コードを開発し、これを用いて、サブミリ波帯ジャイロトロンの最適設計を完了した。株式会社東芝に依頼して、封じ切り型のサブ・ミリ波帯ジャイロトロンを製作した。これを、62年度に整備した8TSCマグネット内に設置して、装置全体の構成を完了した。現有の高電圧パルス電源(70KV、10A)を用いて動作させることにより、サイクロトロン2次及び3次高調波で、それぞれ380GHz(波長0.8mm)、560GHz(波長0.5mm)のサブ・ミリ波を発振させることができる。
2.短ミリ波帯及びサブ・ミリ波帯ジャイロトロンの応用
(1)開発したジャイロトロンを光源とするサブ・ミリ波分光を固体物性の研究適用することを検討した。(研究会2回開催)まず、手始めに、2mm波帯でのESRのための計測系を整備し研究が緒についた段階にある。
(2)プラズマ散乱計測装置の光源として用い、京大理学部のWT-3トカマク及びシドニー大学のTORTUSトカマクの散乱計測を行なった。
(3)ジャイロトロンの円形導波管モード出力を直線偏向モードに変換するための準光学的回路素子の開発を行ない、これをトカマク装置に設置して、プラズマ散乱計測のために用いた。
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