研究課題/領域番号 |
62860038
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
金川 弘司 北海道大学, 獣医学部, 教授 (00111162)
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研究分担者 |
宇高 健二 雪印乳業株式会社, 受精卵移植研究所, 研究員
富樫 久 雪印乳業株式会社, 受精卵移植研究所, 研究員
菱沼 貢 北海道大学, 獣医学部, 助手 (30183578)
高橋 芳幸 北海道大学, 獣医学部, 助教授 (70167485)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 牛 / 受精卵(胚) / 切断2分離 / 双子生産 / マウス |
研究概要 |
1.マウス受精卵(胚)の切断2分離と染色体検査による性別判定:8細胞期胚、decompactionさせた桑実胚および初期胚盤胞をガラス微細針により切断2分離した結果、胚盤胞への発育率は、それぞれ51.4、78.4および27.8%であった。桑実胚をdecompaction後に切断2分離し、染色体標本作製条件の検討を行なった結果、体外培養15〜18時間、コルセミド処理3時間が最適条件であることが判明した。 2.牛受精卵(胚)の切断2分離と染色体検査による性別判定:桑実胚と胚盤胞65個を切断2分離し、対の片方の胚について染色体標本を作成して性別判定を実施した結果、38.5%で性別判定が可能であった。性別判定された切断2分離胚の移植により生まれた子牛は、正常に発育し、乳量にも異常は認められなかった。 3.牛における双子生産:無処理の受精卵(胚)を、一側の子宮角に2個あるいは両側の子宮角に1個ずつ移植した結果、受胎率はそれぞれ62.4%(68/109)および69.4%(59/85)であり、有意差は認められなかった。一側の子宮角に2個の受精卵(胚)を移植した場合には、流産の発生率が20.6%に増加した。 4.牛における1卵性双子の作出:1頭の受卵牛に切断2分離胚を1個あるいは2個移植した場合の受胎率は、それぞれ72.6%(45/62)および61.5%(8/13)であった。しかし、移植した切断2分離胚数に対する産子数の割合は、切断2分離胚を1個移植した場合に71.0%(44/62)であるのに対し、2個移植した場合は23.1%(6/26)であった。1卵性双子の作成は、切断2分離胚を1個移植した場合には31組中14組(45.2%)で可能であったが、2個移植した場合は13組中2組(15.4%)のみであった。切断2分離胚を2個移植した場合には、死・流産などが多くみられた。
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