研究課題/領域番号 |
62870024
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
斎藤 和雄 (斉藤 和雄) 北海道大学, 医学部, 教授 (80000917)
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研究分担者 |
斎藤 健 (斉藤 健) 北海道大学, 医学部, 助手 (40153811)
細川 敏幸 北海道大学, 医学部, 助手 (00157025)
佐藤 洋 北海道大学, 医学部, 助教授 (40125571)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1989年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 疲労判定法 / VRT / CFF / 疲労 / ストレス / フリッカー値 / ポケットフリッカー |
研究概要 |
本研究は、VRT装置およびポケットフリッカ-について、まだ実施していない基礎的な検討を行うことを目的とした。すなわち、VRT装置の測定における室内照度と画面輝度との影響、ポケットフリッカ-測定時の室内照度および目と視標間の距離ならびに年齢による測定値の差異を検討した。これらの成績より以下のことが明かとなった。 1.VRT値は輝度による有意な々変動を示すが、照度による変動は認められなかった。したがって、VRT値は輝度を一定にすれば、周囲の照度が変化しても、その影響を受けないことが明かとなった。 2.ポケットフリッカ-によるCFF値は、目と視標との距離により有意な変動が認められたが、照度による変動は認められなかった。これより、ポケットフリッカ-によるCFF値は輝度を一定にしておけば、周囲の照度が変化しても、その影響を受けないことが明かとなった。 3.ポケットフリッカ-によるCFF値は中高年女子のほうが若年女子よりも有意に低いことが認められ、年齢による測定値の違いを考慮する必要のあることが示唆された。 4.VRT値は十分に練習を実施した後、測定すれば、年齢差は認められないことが明かとなった。
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