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レーザの超マイクロビームを培養細胞の細胞内小器官に照射するための照準装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 62870072
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

山本 肇  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (60005014)

研究分担者 茅野 照雄  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (90152884)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1988年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1987年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードレーザ / マイクロマニプレーション / 細胞工学 / 培養細胞
研究概要

本照準装置は、我々が開発した「レーザ・マニプレータを組込んだ細胞工学用顕微鏡」(昭和60-61年度試験研究(2))に取りつけることにより、従来は手動で動かしていたために正確でなかったステージコントロールをコンピューター制御により行なうことにより、コンピューターモニター上でデザインした照射条件によって対物レンズによって集束・固定したレーザの超マイクロビームを、標的となる培養細胞の任意の部位に照射することを可能とする装置である。基本的には、レーザの超マイクロビームを対物レンズによって集束・固定し、標的となる培養細胞を含む培養スライドチャンバーを高精度ステージでXY軸方向に微動走査(スキャン)させることにより、培養細胞の全体あるいは細胞内小器官等の任意の部分にレーザの超マイクロビームを照射するものである。照射前後の培養細胞の動態は本顕微鏡に装備されているコマ撮りVTR装置によって観察記録することができ、必要に応じて細胞を回収・固定して組織化学的あるいは超微形態学的な観察を行うことにより、レーザの生体組織に対する生物学的効果の作用機序として考えられている熱の作用、圧力の作用、光の作用、光化学的作用あるいは電磁界の作用等について詳細に研究することを可能とする。XY微動スキャンニングステージは、圧電素子モーターを採用することにより、位置再現精度が高く、目標の細胞あるいはその一部分に対し、レーザの超マイクロビームを正確にスキャン照射させることができる。また、同じ目標に必要に応じて何回でも繰り返してスキャン照射を行うことが可能となるようにした。スキャンニングエリアの選定は、TVモニター上に映し出された顕微鏡像を観察しながらマウス操作により目標とする部位を、マウスカーソルで囲み入力するため、操作が簡便で確実に行うことができるようにした。その上、モニター上でシミュレーションをすることも可能である。

報告書

(2件)
  • 1988 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (14件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (14件)

  • [文献書誌] 茅野照雄: Transactiones Societatis Pathologicae Japonicae. 76. 122 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 茅野照雄: 病態生理. 7. 229-234 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Suzuki,J.: Transactiones Societatis Pathologicae Japonicae. 77. 79 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 鈴木順子: 口腔病学会雑誌. 56. 38-46 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yamamoto,H.: "Lasers in Dentistry" Excerpta Medica, (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kayano, Teruo: "Development of laser microbeam cell manipulation and its bioengineering application" Transactiones Societatis Pathologicae Japonicae. 76. 122 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kayano, Teruo: "Development of Laser Microbeam Cell Micromanipulition" Medicina Philosophica. 7. 229-234 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Suzuki, Junko: "Effects of argon ion laser on melanogenesis of human melanoma cell(HMV- II)" Transactiones Societatis Pathologicae Japomicae. 77. 79 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Suzuki, Junko: "In vitro study on decolorization effect of argon ion laser" The journal of The Stomatological Society, Japan. 56. 38-46 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yamamoto,Hajime: Lasers in Dentistry. Excerpta Medica, (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 茅野照雄: 病態生理. 7. 229-234 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Suzuki,J.: Transactiones Societatis Pathologicae Japonicae. 77. 79 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木順子: 口腔病学会雑誌. 56. 38-46 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Yamamoto,H.(Editor-in-Chief): "Lasers in Dentistry" Excerpta Medica, (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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