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宿主側から見た腫瘍増殖機序の分子免疫学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 63010066
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関順天堂大学

研究代表者

奥村 康  順天堂大学, 医学部免疫学研究室, 教授 (50009700)

研究分担者 仙道 富士郎  山形大学, 医学部, 教授 (80091833)
佐辺 寿孝  京都大学, 医学部, 助手 (40187282)
吉田 孝人  浜松医科大学, 教授 (90041847)
岡田 秀親  名古屋市大学, 医学部, 教授 (30160683)
藤原 大美  大阪大学, 医学部, 助教授 (70116094)
白井 俊一  順天堂大学, 医学部, 教授 (30115860)
垣生 園子  東海大学, 医学部, 教授 (30051618)
佐藤 昇志  札幌医大, 講師 (50158937)
吉木 敬  市立札幌病院, 病理, 医長 (60220612)
研究期間 (年度) 1986 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
10,800千円 (直接経費: 10,800千円)
1988年度: 10,800千円 (直接経費: 10,800千円)
キーワードレトロウイルス / 自己免疫 / HTLV-1 / 自然免疫 / パーフォリン
研究概要

宿主の免疫系をはじめとし、腫瘍の発生と抑制に関与する因子が、いまや分子遺伝学レベルで解明されつつある。この班では、特異的、非特異的な生体の腫瘍に対する反応系を、細胞性、液性の両面から解析することを目的に班員を構成し、研究を進めた。吉木、白井班員は、異常な免疫応答を母体とした腫瘍発生モデルを確立し、リンパ腫やリンパ性白血病の発生機序を調べた。そしてレトロウイルスの関与や、ポリクローナルなリンパ球増生と宿主の反応性との相関を明らかにした。藤原班員は、宿主の抗腫瘍反応に関与する細胞群の解析と、腫瘍排除のための細胞間相互作用の解析を行い、CD4T細胞を中心とした反応系を明らかにした。垣生班員は、非特異的なキラー細胞の出現様式とその機能分子の発現調節機序を、分子遺伝学的手法を用い、分化過程を反映するクローンを確立することによって調べた。仙道班員もやはり非特異的な生体反応の主役である多形核白血病の抗腫瘍における役割を判明させた。岡田班員は、CR2レセプターがいかにHTLV-1の感染と発症に関与しているかを調べた。佐辺班員は、リンパ性白血病と強い相関のあるIL-2Rのうちβ受容体をコードする遺伝子単離のための準備を進めた。吉田、佐藤班員らは、宿主に免疫応答を起こさせる腫瘍抗原とその遺伝子の解析を行った。また、奥村班員は、抗腫瘍に関与するいくつかのリンパ球機能分子の遺伝子単離とその発現調節機序を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Hideo Yagita: Proc.Natl.Acad.Sci.86. 445-449 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Hideo Yagita: J.Smmunol. 140. 1321-1326 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Yoichi Shinkai: Nature. 334. 525-527 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] K,Yamamoto: Proc.Natl.Acad Sci.48. 3148-3152 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Yoichi Shinkai: Eur.J.Immunol. 18. 29-33 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2018-02-02  

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