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哺乳類O^6-アルキルグアニン修復酵素遺伝子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 63015012
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

許 南浩  東京大学, 医科学研究所, 助手 (70173573)

研究分担者 赤城 剛  国立がんセンター研究所, 研究員 (90184077)
野瀬 清  東京大学, 医科学研究所, 助教授 (70012747)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1988年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードDNA修復 / 発がん / DNA附加体 / アルキル化 / O^6-アルキルグアニン
研究概要

N-ニトロン化合物の発癌過程におけるO^6-アルキルグアニンの重要性に鑑み,われわれは哺乳類O^6-アルキルグアニン修復酵素のクローニングを目指している。様々な理由からExpression vectorを利用すること,大腸菌と哺乳類細胞の両方の系で並行してスクリーニングすることにし,まずACNU頻回処理によってラット脳腫瘍細胞株からO^6-AGT活性の高い株を分離した。この細胞のpolyA RNAからクローン数10^6以上,数100〜3・5Kbのインサートを持つExpresison libraryを,大腸菌用、哺乳類細胞用のものをそれぞれ調整した。また,多様な哺乳類細胞を調べ,O^6-AGT活性を欠きACNU感受性でトランスフェクション効率の良い細胞株を同定し,recipient細胞として使っている。さらに最終的なスクリーニングのため,抗O^6-エチルグアニン抗体を利用した高感度のO^6-AGT測定法を開発した(従来の方法に比べ約25倍)。
以上,クローニングに至るまでの各ステップの改良に努め,特にO^6-AGTの高感度測定法によって少量の細胞・組織でも測定が可能となり他の目的にも応用し得る。現在全体を通した実験を行い,最終的にトランスンフェクションによってO^6-AGT陰性から陽性に変化した細胞のクローンの同定に努めている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Huh,N.: Int.J.Cancer. 41. 762-766 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Satoh,M.S.: J.Biol.Chem.263. 6854-6856 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Huh,N.: Cancer Res.49. 93-97 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Shibanuma,M.: J.Cellular Physiology. 136. 379-383 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Shibanuma,M.: Oncogene. 3. 17-21 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Nyunoya,H.: Virology. 167. 538-544 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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