• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

湾岸地域における文化接触と融合に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63043069
研究種目

海外学術研究

配分区分補助金
応募区分学術調査
研究機関国際大学

研究代表者

石田 進  国際大学, 国際関係学研究科, 教授 (20011976)

研究分担者 高橋 和夫  放送大学, 社会と経済コース, 助教授 (00179475)
片倉 素子  国立民族学博物館, 第2研究部, 教授 (60055308)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1988年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード湾岸 / 出稼ぎ労働者 / 文化接触
研究概要

アラブ首長国連邦はじめ湾岸産油国にはアラブ非産油国やアジア諸国から多数の出稼ぎ労働者が流入している。ドバイにおいてこのような出稼ぎ労働者および地元のドバイ人の何人かからインタビューでライフ・ヒストリーを聴取した結果によれば、出稼ぎ労働者は家族、親せき、友人などのつてを頼ってやって来て、ドバイで職を見つけ、血縁の人や友人と主としてつき合って、地元のドバイ人との文化的接触は比較的ゆるやかである。一方、地元ドバイ人の生活様式は増加する石油収入で輸入した電気製品などで表面的には大きく変化しているものの、伝統的な部分の多くは固く守られている。
バハレーンではコーズ・ウェイの開通でサウジアラビアと結ばれたことによって、とくにサウジアラビア東部のシーア派住民との接触が深まり、文化的並びに経済的に大きなインパクトをバハレーンは受けつつある。
クウェートにおける外国人出稼ぎ労働者の数は1985年のセンサス結果で見る限り、予想に反して、減少は生じていない。次の1990年センサス結果をも加えて情勢を判断することが必要である。
今後この地域におけるこの種の研究を続けていくことは是非とも必要である。とりわけ、昭和62年度の現地調査では交戦中であったイランとイラクは対象地域から除外せざるをえなかった。今後は少なくともイランを視野に入れた湾岸全域を対象とする研究が必要である。

報告書

(1件)
  • 1988 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 鷹木恵子: 国際学レヴュー. 創刊号. (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 片倉素子: "湾岸地域における文化融合と文化摩擦に関する研究ーU.A.E.における「近代化」と「イスラーム化」の問題を中心にー" 国立民族学博物館, (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Keiko, Takagi: "Cultural Fusion and Cultural Contact among Migrant Foreign Workers in U.A.E. : A Case Study in Dubai" The Review of International Studies. Vol. I. (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Motoko, Katakura: Comprehensive Study on the Cultural Contact and Integration in the Gulf --With focus on the Problem of "Modernization" and "Islamization" in the U.A.E.--. National Museum of Ethnology, Bulletin, (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi