研究課題/領域番号 |
63043082
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研究種目 |
海外学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
梅田 博之 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 所長 (20014459)
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研究分担者 |
北村 甫 麗澤大学, 外国語学部, 教授 (80014455)
樋口 敬二 名古屋大学, 水圏科学研究所, 教授 (50022512)
佐々木 高明 国立民族学博物館, 第二研究部, 部長 (10031692)
岩槻 邦男 東京大学, 理学部附属植物園, 園長 (10025348)
石井 米雄 京都大学, 東南アジア研究センター, 所長 (70027580)
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研究期間 (年度) |
1975 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
1988年度: 21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
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キーワード | 海外学術調査 / 地域研究 / 学際的研究 / 共同研究 / 研究者間情報交換 / 現地実情調査 / 研究成果の蓄積 / 研究成果の公開 |
研究概要 |
本研究の目的は、文部省科学研究費補助金による海外学術研究に関する諸問題について総合的検討を加え、関係研究者間の研究連絡、情報交換の場の提供、関係資料の整備・充実、調査対象地域の実情調査等により、現地調査の円滑にして効果的な実施を助け今後の方向づけに寄与すると同時に、海外学術研究による研究成果、現地で収集された標本その他の資料が広く活用されるような適切な方策を検討し、その具体化を推進することにある。 以上の目的を達成するために、前年度に引き続いて、海外学術研究に係わる専門分野を地学、生理学、人文・社会科学に大別、一方対象地域を北・東アジア、東南アジア、南アジア、西アジア・北アフリカ、アフリカ、中南米、オセアニア、北米・ヨーロッパに区分し、各専門分野をカバーする研究分担者19名と研究代表者からなる「海外学術調査総括班」を組織し、海外学術研究を所管する文部省学術国際局国際学術課と緊密な連絡をとりつつ、次の諸事業を実施した。 (1)海外学術調査総括班会議の開催(5月、9月、12月各1回): 海外学術研究の意義・在り方、現地調査実施上の問題点とその解決策、以下の諸事業の実施方法、今後の計画、総括班自体の在り方について討議した。 (2)海外学術調査研究連絡会の開催(1月27日 会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所): 平成元年度の調査隊(学術調査:候補)の研究代表者及び各地域に精通した代表者を招き、北・東アジアを始め上記8地域に分け、総括班の各地域幹事を座長とし調査許可取得のための手続き、現地社会事情、調査実施上の問題点等について情報、意見を交換した。なお、今年度は初の試みとして会議終了後に懇親会を開催し、好評を博した。参加者150名 (3)ヨーロッパ諸国における学術研究体制の実情調査: 国文学研究資料館・安永尚志教授、学術情報センター教授・内藤衛亮教授外1名を1月28日〜2月17日(安永教授は、2月11日帰国)、連合王国、西ドイツ、イタリアに派遣し、海外学術研究関係に係わる研究機関への訪問及び情報・資料の収集を行った。 (4)当組織が今年度末をもって解散するにあたり、総括班の在り方、成果と反省、などを主題目とした各種の諸会議を持った。 なお、「総括班の解散に当たって」と題する座談会を行い、意見交換をし、ニュースレターに掲載した。 (5)海外学術調査関係資料の編集・刊行・配布: 次の刊行物を編集・出版し、海外学術研究に係わる情報の提供及び研究成果の公表のために関係機関・研究者に配布した。 『海外学術調査ニュースレター』No.12 『海外学術調査関係研究者名簿』(昭和53〜60年度) 『海外学術調査関係文研目録』和文(昭和53年〜60年度) 『海外学術調査コロキアム記録 東南アジアとアフリカ:地域間研究へ向けて』 『海外学術調査コロキアム記録 海外学術調査20年:成果と展望(ヒマラヤ編)』
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