研究課題/領域番号 |
63050022
|
研究種目 |
核融合特別研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮原 昭 名古屋大学, プラズマ研究所, 教授 (40023692)
|
研究分担者 |
山科 俊郎 北海道大学, 工学部, 教授 (40001193)
木下 智見 九州大学, 工学部, 教授 (50037917)
桐谷 道雄 名古屋大学, 工学部, 教授 (70033826)
伊藤 憲昭 名古屋大学, 理学部, 教授 (90022996)
石野 栞 東京大学, 工学部, 教授 (70010733)
|
研究期間 (年度) |
1988
|
研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
|
配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1988年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
|
キーワード | 核融合材料 / 重照射 / 中性子照射 / 構造材料 / 複合条件 / プラズマ対向材料 / 高熱流束 / 炉内材料 / スパッタリング / 特殊目的材料 / 高周波窓 / 絶縁材料 / セラミックス |
研究概要 |
第1班の研究課題は炉材料およびプラズマ・壁相互作用であり、今年度は61、62、63年度3年計画の最終年度としてまとめを強く意識すべき年であったので、第1サブ班の構造材料、第2サブ班の炉内材料というサブテーマを元来の課題からもう一度原点にもどって反省しつつ研究の進展を推進することを第1班総括班の活動の主な目的として実施した。 総括班会合は昭和63年4月25日、昭和63年9月12日、昭和63年12月19日、平成元年3月4日の4回にわたって行い、課題採択の状況、計画研究の進行、関係する国際的会合などの情報の交換を行うと共に、炉材料・炉内材料の両サブ班に共通する課題である低放射化材料の研究現状およびそもそも低放射化材料とは何かという問題にもさかのぼって議論を行った。さらに炉内材料については従来プラズマ粒子の負荷を主に考えていたが、次段階の研究は当然14MeVの中性子負荷が加ってくるので、その照射による材料の性質の劣化がどのような点で予想されるかということを分科会を編成して討議し、今年の研究方向を判っきりとさせた。 さらに来年度は10年間にわたる核融合特別研究の最終年度であるので、10年間の活動を炉材料のデータベース確立という観点からみたとき、どのような項目を充足しなければならぬかという観点に立っての議論を行った。この議論の結果は、昭和64年(平成元年)度の核融合特別研究の応募に反映されていると共に、昭和63年度の第1班所属の研究者に周知させ、データベースとして意識をもっていただくことを要請した。
|