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外部導体系プラズマ閉じ込めの最適化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63050026
研究種目

核融合特別研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

佐藤 徳芳  東北大学, 工学部, 教授 (40005252)

研究分担者 藤原 正己  名古屋大学, 核融合科学研究所(仮称), 教授 (10023722)
等々力 二郎  名古屋大学, 核融合科学研究所(仮称), 助教授 (30059670)
高村 秀一  名古屋大学, 工学部, 教授 (40023254)
上村 鉄雄  名古屋大学, プラズマ研究所, 教授 (20023731)
伊藤 公孝  京都大学, ヘリオトロン核融合研究センター, 助教授 (50176327)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
38,000千円 (直接経費: 38,000千円)
1988年度: 38,000千円 (直接経費: 38,000千円)
キーワードプラズマ / 外部導体系 / 平衡 / 安定性 / 輸送 / 粒子ドリフト軌道 / 電場 / 周辺プラズマ
研究概要

大型装置における異常輸送、電場と閉じ込め、スワレープオフプラズアとダイバータプラズマ、非熱化粒子の問題などを集中的に検討し、その結果を二つの報告書FR3(88)-1、FR3(88)-2にまとめた。また、非軸対象トーラスのMHD平衡・安定性のシミュレーションにおいては、MHDべータ限界の解析、磁場解析コードの改良を行うとともに、磁気面破壊の構造を明らかにしている。さらに、真空磁場配位中の粒子ドリフト軌道および粒子損失領域などの体系的なシミュレーション解析を行い、損失の最小化を検討し、種々の磁場配位に対する粒子閉じ込め特性の評価などを行っている。
小型装置における電場・ダイバータ実験においては、ダイバータ領域のプラズマ分布(密度・電位)の詳細な測定がなされ、さらにダイバータプレートのバイアスによる周辺プラズマ分布の制御が可能であることが明らかにされた。また、小型トカマクにヘリカル磁場を印加し、周辺に現れる構造に起因する粒子束、プラズマ電位、電子温度の変化について測定しリサイクリング制御に関して調べている。
高エネルギーアルカリ土類金属原子ビームとレーザ誘起蛍光法とを組み合わせ、プラズマ中の電場を測定するため、バリウム原子中性ビーム生成の実験を行いつつあり、30μAのバリウム原子中性ビームを得ることに成功している。また、リチウムビームによる周辺プラズマ分布の計測が可能となり、ヘリオトロンEに適用して測定すると同時に、シミュレーションによって密度分布および揺動測定に対する適用限界の吟味を行っている。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 伊藤公孝: Plasma Physics and Controlled Fusion. 31. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 上田憲照: Nuclear Fusion. 29. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 高村秀一: Nuclear Fusion. 28. 183-191 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 玉越富夫: 電気学会論文誌A. 108-A. 527-534 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 等々力二郎: Journal of the Physical Sociery of Japan. 56. 128-138 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 西村清彦: 名古屋大学プラズマ研究所 研究報告. IPPJ-869. (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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