研究課題/領域番号 |
63050029
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研究種目 |
核融合特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 重文 京都大学, 放射線生物研究センター, 教授 (70010048)
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研究分担者 |
竹内 豊三郎 富山大学, トリチウム科学センター, 客員教授
柴田 俊一 近畿大学, 原子力研究所, 教授 (90027392)
一政 祐輔 茨城大学, 理学部, 助教授 (30007760)
石田 政弘 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (40027397)
高島 良正 九州大学, 理学部, 教授 (10037161)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1988年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | トリチウム環境動態 / トリチウム代謝 / トリチウム医生物効果 / トリチウム研究総括 / 日米トリチウムワークショップ / トリチウム安全性 |
研究概要 |
目的:核融合主燃料としての数百万キュリーのトリチウムが使われる場合を想定し、今からトリチウムの環境及びヒトへのリスクを評価しうる我が国独自の研究体制(本特別研究開始前にはなかった)を樹立し、トリチウムの環境及びヒトへの影響を明らかにし、リスクの評価、出来ればリスクの防護から管理にも考えを及ぼしておく。 活動報告:本年度は、2つの計画研究(環境動態及びトリチウム代謝)及び7つの公募研究によって研究が推進された。本総括班は、第1回班会議(7・11)では、本年度第2班活動計画の策定し、「トリチウム研究の次の目標は?」の自由討論を含めて将来計画を模索・検討した。第2回(11・8)には、昭和64年度(平成元年度)核融合特別研究トリチウム研究の推進について検討。第3回(1・24)は、本年度の研究の評価及び取りまとめ方等の検討を行った。 研究成果発表会:(平成元年1月24・25日)では、第3回日米ワークショップ「トリチウム放射線生物学・保健物理」の報告と、特別セッションとしてトリチウムガスの研究(理工学、環境、生物影響、安全取扱い)7題を取り上げた。評価委員会、計画班報告2題に加えて、各個研究発表(内訳は、トリチウム理工学4題、トリチウム環境12題、トリウチム代謝6題、トリチウム生物影響25題)が行われた。現在報告書を印刷中。 第3回日米ワークショップ「トリチウム放射線生物学及び保健物理」(11・8-10)の企画・準備・開催を中心として行った。発表論文数41題(米8題、日33題)であり、その内訳は総括3題、環境6題、安全性と取扱い3題、代謝(含む除去法)6題、日本人のトリチウムレベル3題生物モニター系4題、医生物効果16題であった。現在プロシーディングを印刷中。
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