研究課題/領域番号 |
63101007
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 国立国語研究所 |
研究代表者 |
野村 雅昭 国立国語研究所, 言語教育研究部, 部長 (60000428)
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研究分担者 |
荻野 綱男 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (00111443)
田中 康仁 姫路短期大学, 経営情報学科, 助教授 (00163585)
石井 正彦 国立国語研究所, 言語計量研究部, 研究員 (10159676)
山崎 誠 国立国語研究所, 言語計量研究部, 研究員 (30182489)
中野 洋 国立国語研究所, 言語計量研究部, 室長 (40000426)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
1988年度: 18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
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キーワード | 複合語 / 語基 / 学術用語 / 分類語彙表 / 機械辞書 / シソーラス / 類義語 / 漢字列 |
研究概要 |
言語情報処理の精度を高めるための基礎的研究として、5方面(7テーマ)から問題の解決を図り、本年度は加工済みのデータの公開に重点を置くとともに、その手順の精選、得られたデータの解析を行った。 1.複合語データ処理:学術用語データについては、語構成要素となる語基の属性を記述した一覧表を刊行するとともに、造語モデルについての分析を行った。新聞データについては、格関係に基づいた語と語の関係データを刊行するとともに、科学技術抄録文における4文字漢字列の結合関係について分析し、その一覧表を刊行した。 2.日英語彙の対照:『分類語彙表』の増補作業を継続し、現行版(約3万3千語)に対して、約2万語を追加しコードを割り当て、増訂版の稿本を公開した。英和辞典・英和意味分類辞典については、語義ファイル・意味分野別日英対照ファイルを作成するとともに、機械用辞書として、日英用例対照、パソコン版和英辞典を作成した。 3.動詞の意味処理:類義語の意味構造を機械可読な形式で記述するために、意味成分による記述法を開発するとともに、サ変動詞の構文・意味情報の解析を行い、実際の構文パターンを自動生成することを目的としたシステムを構築し、その内容を一覧できる動詞辞書を公開した。 4.名詞シソーラスの作成:すべてのデータの入力を終え、検索プログラム・データチェックプログラム等を開発し、上位・下位・全体部分・同義・類義・関連等の関係によるコード付けを終了した。シソーラスの内容については、フロッピー・ディスク版で公開した。 5.学術情報データベースの語彙分析:文献情報を構成しているキーワードの統計的性質および抽出法を確立するために、各分野別データベースの語彙集合について統計的な解析を行い、それぞれの集合を特徴づける因子を取り出すことに成功した。
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