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機能発現系の遺伝的制御

研究課題

研究課題/領域番号 63109002
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

大沢 省三  名古屋大学, 理学部, 教授 (10034620)

研究分担者 黒岩 厚  (財)東京都神経科学総合研究所, 主事 (20134611)
池村 淑道  国立遺伝学研究所, 遺伝情報研究センター, 助教授 (50025475)
志村 令郎  京都大学, 理学部, 教授 (60025426)
高田 健三  名古屋大学, アイソトープ総合センター, 教授 (50022562)
石崎 宏矩  名古屋大学, 理学部, 教授 (60025343)
研究期間 (年度) 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
24,600千円 (直接経費: 24,600千円)
1988年度: 24,600千円 (直接経費: 24,600千円)
キーワード神経誘導因子 / 変態ホルモン / ホメオボックス / δークリスタリン / 植物器官形成遺伝子 / 染色体のGC分節領域 / モザイク卵 / トリプシンインヒビター
研究概要

本研究班では、広範な系を用いて、機能発現の遺伝的制御機構を解析した。イモリオーガナイザーの神経誘導因子がConA類似のタンパクであること、およびそのレセプター糖蛋白の同定を行い、発生学古来のテーマの解明に導いた(大沢・高田)。カイコの変態を支配するホルモンの遺伝子を同定、特にボンビキシンの発現制御機能を解析した(石崎)。ニワトリ胚におけるホメオボックスをもつ遺伝子群を解析、胚における発現パターンとその部域特異性を明らかにした(黒岩)。δークリスタリン遺伝子発現に関聨して、そのスプライシング系におけるキャップ認識機構を解明した(志村)。また志村はシロナズナの器官形成変異株を多数分離し、植物の形態形成を分子レベルで解析する道を開いた。神経突起伸長制御に関しては、その因子の同定、伸長に関連する遺伝子の同定なと行い、更にシナプス結合に関与する分子の検索を行った(津田)。高等動物では遺伝子発現様式を異にする遺伝子群が巨大なクラスターを形成するが、それらクラスターのGC分節領域の遺伝子のクローニングを行い、そのGC分布の特長と染色体バンドの境界との関係を明らかにした(池村)。テラトカルシノーマはレチノイン酸等によって分化が誘導されるが、この際、特異的な発現がおさえられる遺伝子が発見され、分化との関係を解析した(島田)。性分化と性周期に深く関係するアロマターゼの発現調節をin vitroおよびin vivoで解析した(原田)。シカクマメの成熟過程におけるトリプシン・インヒビターの蓄積と、同遺伝子発現の様式を明らかにし、植物における貯蔵タンパク遺伝子の発現制御の実体にせまった(大野)。ホヤは展型的なモザイク卵であるが、その発生過程における筋タンパク遺伝子の発現調節機構を解析した(佐藤)。粘菌細胞の分化に際し、特異的に発現するmRNAを同定、分化との関係を追究した(岡本)。

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 石崎宏矩: Journal of biological Chemistry. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 高田健三: Science. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 志村令郎: Development. 104. 195-203 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 志村令郎: Nucleic Acids Research. 16. 3157-3164 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 大沢省三: Trends in Genetics. 4. 191-198 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 池村淑道: Nucleic Acids Research. 16. r315-r402 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

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