研究課題/領域番号 |
63301015
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
心理学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
星野 命 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (60052213)
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研究分担者 |
島崎 保 兵庫教育大学, 助手
高山 達雄 秋田大学, 教育学部, 助教授 (70018654)
小花和 昭介 追手門学院大学, 文学部, 教授 (00079378)
宮本 美沙子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (60060604)
上田 吉一 兵庫教育大学, 教授 (70047546)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 全人的健康 / 生涯福祉 / 高齢化社会 / 成長モデル / 青年の全人的健康観 / 健康な人 / 不健康な人 / ウェルネス / 健康概念 / 病理モデル / WHOの健康概念 / 精神的健康 / 保健心理学 / 生態学的モデル |
研究概要 |
1.研究発表及び打ち合せ会 平成元年度は、5月、9月、11月及び平成2年2月と計4回研究発表と打合せを兼ねた会合を東京(2回)、横浜(1回)、大阪(1回)で開催した。 各回とも出席者(研究代表者及び1〜2名の欠席者を除く研究分担者)から各人の分担研究の進歩状況と成果の中間発表を聴いた。理論的研究、実践的研究ともに、前年度に比べ格段の前進を示した。 2.理論的研究の研究成果 (1)研究分担者の上田が課題の理論的考察をまとめた。(2)小花和が「全人的健康論の発展と問題点」について、次の5点から論述したものについて、研究代表者及び他の研究分担者が検討を加えた。(3)また研究協力者の小川の論述が加えられた。(1)健康概念の推移、(2)健康概念の価値性と実践性、(3)全人的健康の概念化、(4)全人的健康の理論的・実践的問題点、(5)(仮説的結論)問題点の実際的解決と生涯福祉の視点 3.実践的研究の研究成果 研究分担者の宮本と高山は、協力して全人的健康の概念を明確にするため、青年および中高年者を対象とする質問紙(健康・不健康の特性・程度を測定する52項目)を開発し、これを女子大生と中高年に実施(予備調査)した結果を詳細に検討し、これについて他の研究分担者・研究代表者との討議を行った。また、島崎は、青年(男女大学生計66名)にとっての魅力的パ-ソナリティに関する調査研究を行い、彼らにとって「他者とのかかわりをつける能力と共に自律性が重視されていることなどを見出した。総じて今後の研究に発展させ得る基礎的知見が得られた。」
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