• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

大学における教員養成の改善に関する総合研究ー日米共同プロジェクト

研究課題

研究課題/領域番号 63301035
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関京都大学

研究代表者

小林 哲也  京都大学, 教育学部, 教授 (90025114)

研究分担者 徳山 明  兵庫教育大学, 教育学部, 教授 (30012371)
伊津野 朋弘  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90002542)
椎名 萬吉  千葉大学, 教育学部, 教授 (40009014)
稲垣 忠彦  東京大学, 教育学部, 教授 (00012550)
和田 修二  京都大学, 教育学部, 教授 (50025102)
小原 芳明  玉川大学, 教育学部, 教授 (30074199)
研究期間 (年度) 1988 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
1989年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1988年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワード教員養成 / 教師教育 / 教員研修 / 教育大学 / 教職課程 / 教員免許 / 教員養成研究 / 日米共同研究
研究概要

本年度は作年度に引き続き、(1)教員養成の制度および基準、(2)教員養成のカリキュラムとその基盤となる知識内容、(3)教員および教職志望者の質の、3つのサブ・テ-マの下に共同研究を進めた。
第1の制度および基準に関しては、ちょうど教員免許法が改訂され、新免許法にもとづく教職課程の改編が各大学で進行中であったこともあり、ナショナルなレベルでの政策の形成とそれを受けた個々の大学での対応とが検討された。さらにそうした法制上の変化の背景として、変動する社会およびその中での青少年の行動、価値観の変化が教師の役割や社会的な期待の上に大きな変化をもたらしていること、それにもかかわらず教員養成がそうした変動に対応したカリキュラムを用意していないことが指摘された。
第2のカリキュラムに関しては、それがどのような知識基盤の上につくられているかが検討された。その場合、教職の「専門性」がなりたつ「専門的知識」についての省察が、授業・学習論にもとづいてなされた。また授業の臨床的研究を通して、理論と実践との専門的な結びつきをはかることの実験も行われた。とくにこの臨床的な養成・研修の必要は特殊教員養成・研修において望まれている。
第3の教員および教職志望者の質に関しては、現在教育を受けている学生の教職指向および教職観についての国立・私立の2大学での調査、中堅教員の教員適性に対する意識調査、研修中の教員の研修への期待の調査、総合大学出身教員の教職観・教員養成観等についての調査が行われた。これらの結果からの観察を一口でいうことは難しいが、教員の養成・研修を個々の学生・教員のライフステ-ジにあわせた発達的な観点から、別な表現をとれば生涯学習的な観点から再編成する必要があるように思われる。

報告書

(3件)
  • 1989 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1988 実績報告書

URL: 

公開日: 1988-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi