研究課題/領域番号 |
63301071
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 国学院大学 |
研究代表者 |
澤登 俊雄 国学院大学, 法学部, 教授 (70052090)
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研究分担者 |
新倉 修 国学院大学, 法学部, 教授 (10119050)
前田 忠弘 愛媛大学, 教育学部, 助教授 (60157138)
斉藤 豊治 甲南大学, 法学部, 教授 (00068131)
守山 正 拓殖大学, 政経学部, 助教授 (90191056)
村井 敏邦 一橋大学, 法学部, 教授 (70017581)
MAENO Ikuzo Kanseigakuin University, Department of Law, Professor
白取 祐司 北海道大学, 法学部, 助教授 (10171050)
前野 育三 関西学院大学, 法学部, 教授 (60079639)
酒井 安行 国士館大学, 法学部, 助教授 (50170569)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 少年法 / 少年非行 / 少年審判 / 保護手続 / 保護処分 / 少年裁判所 / インテイク |
研究概要 |
主たる研究対象である各国の少年法制の比較研究を行うため、研究会(比較少年法研究会)を結成し、各地に在住する会員との研究状況の連携を図る必要から、20回に及ぶ研究合宿・会合を重ね、必要に応じて情報等を郵便、FAX等で交換するなど、精力的な活動を行なってきた。また、その基盤となる情報獲得のため、少年法制に関連する図書多数を購入し、主要西側先進諸国(米、英、仏、独、伊、スペイン、ベルギ-、スイス、カナダ、スコットランド)の別に分類し、文献・判例・法令に関する情報をデ-タ・ベ-スとして利用すベくコ-ド・ナンバ-、キ-ワ-ド、関連情報の参照項目、目次、概要などを組み込んだカ-ド型デ-タの作成、蓄績に努めた。文献等の関係から必ずしもデ-タ項目に該当しないものも多く、また入力に人的物的素材を要したため困難をきわめたが、現在500件ほどが入力作成中で、そのうち100件ほどが打ち込みを完了したので、研究成果報告書にサンプルとして掲載した。今後、会員相互で試行に利用してデ-タ・ベ-スの性能チェックを行い、第3者の利用も可能の状態にしたい。 さらに、とくに最終年度において、各国の少年法制に対し多大な影響を与える国連文書・国際文書を中心とした共同研究を行った。「少年司法運営に関する国連最低規準規則」、「少年非行防止のための国連ガイドライン」、「自由を奪われた少年の保護のための国際準則」、「家庭展暴力」および「犯罪活動における子どもの道具的利用」を中心に、その全訳を行い、あわせて、背景説明、諸文書間の関連、日本の現状分析などを加えて、「子どもの非行と国際準則(仮題)」として公刊の準備を進めている。 最後に、3年間にわたる共同研究を通じて、日本の課題とかみあうようにテ-マを設定したが、そのために少年司法に携わる内外の研究者・実務家と意見を交換した。
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