研究課題/領域番号 |
63302015
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野本 憲一 東京大学, 理学部, 助教授 (90110676)
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研究分担者 |
加藤 万里子 慶応義塾大学, 理工学部, 専任講師 (50185873)
小山 勝二 名古屋大学, 理学部, 助教授 (10092206)
長谷川 博一 京都大学, 理学部, 教授 (20025232)
釜江 常好 東京大学, 理学部, 教授 (90011618)
早川 幸男 名古屋大学, 学長 (60022498)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
1989年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1988年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | 超新星 / X線 / ガンマ線 / 宇宙線 / ダスト / ニュ-トリノ / 中性子星 / パルサ- / SN1987A / 衝撃波 / 宇宙線加速 / 星風 / ニュートリノ / 一般相対論 / パルサー / 重力崩壊 / 放射性元素 / 元素の起源 |
研究概要 |
超新星から放出されるγ線、X線の観測の解析と、それに基づく爆発のモデルの構築が主たる研究となった。 1.超新星からの硬X線とγ線の「ぎんが」、気球、飛行機による観測デ-タの解析を進めた(槇野、小山、釜江、松岡、西村)。 2.^<56>COの崩壊に伴うX線、γ線の光度曲線やスペクトルの計算と、観測との比較から、物質混合の度合いや非球称性の効果を求めた。さらに、線型安定性と2-3次元的非線型な振舞いの数値計算により混合がどのように進行するかを計算した(西村、野本、中村、江里口)。また、こうした物質混合とダスト形成の関係を研究した(長谷川、野本)。 3.「ぎんが」衛星を使った軟X線の解析はとモデル計算とにより、星周物質の位置や状態、爆発物質との衝突過程を研究した(早川、田原、政井、常深、祖父江)。 4.この星周物質の研究を手がかりとして、爆発前の星がどのような進化の道をたどったか、質量放出がどのように働いたかを、モデル計算を通して明らかにした(斉尾、加藤、宮路、野本、杉本)。 5.パルサ-から放出される高エネルギ-粒子とまわりの物質の相互作用を、ニュ-トリノ(戸塚、福来)やγ線(木舟、佐藤文)の観測とモデル計算(中村、佐藤文)によって探った。 6.重力波検出の可能性を検討した(中村、藤本、江里口)。 7.若いパルサ-の進化とその観測可能性を検討した(伊藤、佐藤勝、野本)。
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