研究分担者 |
渡辺 誠 東北大学, 歯学部, 助教授 (80091768)
小林 義典 日本歯科大学, 教授 (20095102)
坂東 永一 (坂東 栄一) 徳島大学, 歯学部, 教授 (00014168)
丸山 剛郎 大阪大学, 歯学部, 教授 (20028757)
長谷川 成男 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (70014074)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
1990年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1989年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1988年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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研究概要 |
昭和63年度から平成2年度までの7回の班会議を開催し,全国ネット化によるデ-タベ-ス・エキスパ-トシステム構築の研究を進めてきた.さらに,平成元年3/28および平成3年3/31東京医科歯科大学講堂にて2回の公開シンポジウムを開催した.最終年度にデ-タベ-ス化した症例数はおよそ130件である.以下,各研究グル-プ毎の研究実績について述べる. ・プロトコ-ル検討グル-プ→前年度までに改訂版プロトコ-ルを提案し,最終年度の患者デ-タ収集に役立てた.その運用の結果,記載事項の省略化の希望が出され,将来的な検討課題となった. ・症例デ-タベ-ス検討グル-プ→顎関節症診断エキスパ-テシステムモデルの実験,咬合診断知識ベ-スの構築,旧プロトコ-ルによるデ-タベ-スの評価,新プロトコ-ルによるデ-タファィルの収集・統計的分析を行なった.その結果,デ-タベ-スとエキスパ-トシステムの関係の重要性が確認された.また,ネットを介してのデ-タベ-ス・エキスパ-トシステムの運用実験を通信システムグル-プとの大学間で行った. ・規格化検討グル-プ→顎機能異常の検査診治療のアンケ-ト調査を実施し,調査結果をまとめた. ・通信システムグル-プ→新規プロトコ-ルの簡昜入力ソフトを開発し,本年度の患者デ-タ収集に活用した.また,通信回線を介してのデ-タ端末間のデ-タ転送ソフトを開発し,今後の一般臨床医のコンピュ-タネット参加の手段を提共した. ・幹事グル-プ→班会議の運営・最終年度に向けた研究体制の方向付け,患者デ-タ収集の運用を行った.実際,電子掲示板による患者デ-タの収集に際し,一時的ではあるが掲示板を専任で管理する運用責任者の必要性が痛感された.
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