研究課題/領域番号 |
63305002
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
心理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
今井 四郎 北海道大学, 文学部, 教授 (70000586)
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研究分担者 |
中谷 和夫 東京大学, 文学部, 教授 (00026816)
牧野 達郎 早稲田大学, 教育学部, 教授 (40063268)
平野 俊二 京都大学, 文学部, 教授 (50046869)
江島 義道 京都大学, 教養部, 助教授 (60026143)
相場 覚 北海道大学, 文学部, 教授 (40000559)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1988年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | ヒューマン・インターフェイス / 視覚情報処理 / 画像情報 / 認知的情報処理 / 神経生理学 / 情報処理モデル |
研究概要 |
重点領域研究の申請の準備を行なって来た。その結果、次のことが決定された。 a.重点領域研究の申請を行なう。 b.申請領域名を「ヒューマン・インターフェイスのための視覚情報処理機構に関する心理学的研究」とする。 c.研究は計画研究および公募研究をもって構成する。計画研究では、視知覚を基本として心理学的研究を実施する。公募研究では、関連する広範囲の学問領域から研究への参加を求める。 具体的には以下のように研究が進められる。計画研究.主として、ヒューマン・インターフェイスとしての画像の認知的情報処理の心理学的研究を行なう。そのために、1.画像情報処理のうち比較的低次の情報処理と機能の問題を研究する。2.認知的情報処理と機能の研究では、より高次の情報処理の問題を扱う。このようにして、時空間情報のダイナミックな情報処理の様態を解明する。3.対象認知の生理心理学的研究では、視覚的な対象認知の神経生理学的機制を明らかにする。以上により、画像情報のヒューマン・インターフェイスとしての優れた点、利点を明確にする。4.情報処理モデル論的研究では、色覚・運動視・パターン知覚の動態をモデル論的に研究し、シミュレーションを試み、コンピュータ上でデモンストレーションを実現する。公募研究.学際的研究および応用的研究を考慮にいれて、計画研究を補完する。総括班.総括班は、研究が総合的に効率良く推進するよう総括するとともに、総合的研究を行なう。また、本重点領域関係のデータ・ベースを構築する。 最後に、研究によって得られた画像情報処理および機能に関する知見に基づいて、応用研究または応用の方策を提言する。
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