研究課題/領域番号 |
63306002
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
諏訪 立雄 北海道大学, 理学部, 教授 (40109418)
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研究分担者 |
岡 睦雄 東京工業大学, 理学部, 教授 (40011697)
福田 拓生 東京工業大学, 理学部, 教授 (00009599)
斎藤 恭司 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (20012445)
笹倉 頌夫 東京都立大学, 理学部, 教授 (20087026)
小田 忠雄 東北大学, 理学部, 教授 (60022555)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1988年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 複素多様体 / 複素解析空間 / 代数多様体 / 特異点理論 / moduli問題 / L^2ーコホモロジー理論 |
研究概要 |
1.平成元年1月25日より28日まで北海道大学において「特異点論とその応用」と題したシンポジウムを行い、60名近い(内中国人2名を含む)特異点理論関連研究者が集った。関数、写像、葉層構造の特異点、代数多様体、解析空間の特異点、微分方程式の特異点等比較的広範囲の講演を通じ、今までの結果に関する討論を行うと共に、将来進むべき方向を明らかにした。 2.昭和64年1月5日より7日まで京都大学数理解析研究所において、複素解析幾何に関するworkshop的小研究集会が行われ、コンパクトkahler多様体のmoduli空間、L^2ー調和形式、有界領域の変形理論に関する詳細な講演が行われ、これらに関し活発な討論が行われた。 3.昭和63年12月7日より10日まで京都大学数理解析研究所において、「複素解析幾何学とその周辺の研究」と題したシンポジウムが行われた。代数多様体の特異点、moduliの問題、解析空間のstratification、交叉コホモロジー理論、L^2ーコホモロジー理論、複素解析的葉層構造の特異点、Dー加群の理論の応用等いわゆる複素解析幾可の問題の他、これに関連し、Braid群、qー差分系、可積分系と量子群等の講演が行われ、関連諸分野の研究者間の交流がはかられ、これらの分野の有機的つながりが深められた。 4.以上のような研究集会の他、arithmeticな代数幾何学、Kahler多様体のmoduli空間等の問題につき、個人的交流がはかられ共同研究の実をあげた。
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