研究課題/領域番号 |
63306005
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小暮 智一 京都大学, 理学部, 教授 (50025318)
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研究分担者 |
舞原 俊憲 京都大学, 理学部, 助教授 (90025445)
岡村 定矩 東京大学, 理学部, 助教授 (20114423)
家 正則 国立天文台, 助教授 (30111446)
山下 泰正 国立天文台, 教授 (50011458)
小平 桂一 国立天文台, 教授 (60012845)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1988年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 大型光学望遠鏡 / 光学赤外線望遠鏡 / 光学設計 / 観測装置 / 広視野撮像装置 / 分光器 / 赤外測光器 / 光学干渉計 |
研究概要 |
本研究は大型光学赤外線望遠鏡(JNLT)建設計画の推進を目標として(a)望遠鏡、観測機器の技術的検討、特にJNLTによる微光天体の精密観測法の確立、(b)国際研究集会の開催準備、として計画された。主な研究実績は次の通りである。 1.望遠鏡技術に関するワークショップとして、「データ解析」(7月於木曽観測所)、「広視野撮像装置」(9月於木曽観測所)、「赤外線観測装置」(9月於国立天文台)、「JNLT低分散分光」「同高分散分光」(共に11月於国立天文台)が開催され、主としてJNLTに装置すべき観測装置及びデータ解析法について検討を行った。また、これらのワークショップの成果は11月下旬に開催された国際研究集会で発表された。 2.研究会開催:国内既存の観測施設による観測的研究及び機器開発の現状と今後の方針を検討するため、8月、東京において「シュミットシンポジウム」、「岡山天体物理観測所ユーザースミーティング」が相ついで開催され、それぞれ分担者を含め約50名の参加があった。 3.国際研究集会の準備と開催:国際シンポジウム「JNLTとその技術開発」を開催するため、分担者が主体となってシンポジウム組織委員会(委員長小暮智一)を発足させ、その準備に当った。国立天文台及び民間科学財団の後援を得てシンポジウムは1988年11月29日〜12月2日の4日間、東京において開催された。出席者は国外から10カ国43名、国内から73名、計166名となり、特別講演3、招待講演19、一般講演23の発表があった。このシンポジウムは世界的にも大きな支持を得て、世界の大型望遠鏡計画を代表する人のほとんどが参加し、JNLT計画の技術的側面について大きな成果が得られた。同時に、世界の大型計画に関する交流の場ともなり、画期的ともいえる会議となった。この会議の議事録はD.Reidel社から出版(編集者小暮、Alan Tokunaga)の予定である。
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