研究課題/領域番号 |
63306007
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
森田 正人 大阪大学, 理学部, 教授 (70028091)
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研究分担者 |
高杉 英一 大阪大学, 教養部, 助教授 (00135633)
大坪 久夫 大阪大学, 理学部, 教授 (30029491)
江尻 宏泰 大阪大学, 理学部, 教授 (80013374)
市村 宗武 東京大学, 教養学部, 教授 (10012436)
有馬 朗人 東京大学, 理学部, 教授 (40011465)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 原子核の弱い相互作用 / 原子核の弱過程 / 原子核構造 / ベータ崩壊 / ミュー粒子捕獲 / ダブル・ベータ崩壊 / 交換流 / ニュートリノ質量 |
研究概要 |
1.平成元年6月12ー15日の期間、大阪においてNuclear Weak Process and Nuclear Structureと題したトピカルな国際会議が開催される。これにそなえて原子核の弱い相互作用と核構造の研究者で国内外の研究現状を分析し、理論・実験の各グループが交流を深め問題の検討を行い、総合的にこの分野の研究・発展を計った。そのため、 2.昭和63年6月26日大阪大学において13名による研究打ち合せを行い、国内外の研究の現状を分析し、各グループ研究の交流と研究の実施計画を行った。 3.昭和63年10月25日、26日両日、大阪大学において12名による研究打ち合せを行い、シンポジウムの開催についての準備的研究を行った。 4.平成元年1月30日および31日には大阪大学において、原子核の弱い相互作用と核構造に関するシンポジウムを開催し55名の参加者を得た。このシンポジウムにおいて、原子核のベータ崩壊、ミュー粒子の捕獲、原子核内のパイ中間子やデルタ粒子の役割と交換流の研究、ハイパー核の弱崩壊、ダブル・ベータ崩壊ならびにニュートリノの質量、原子核の高次配位混合や原子核模型などについて、講演と討論を行った。これらの論文について議事録を作成した。 5.研究連絡のため、大阪ー東京間の往復を行った。 6.この総合研究(B)に基づいて、平成元年6月、大阪にて開催される国際会議に発表可能なテーマの選定が完成した。
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