研究課題/領域番号 |
63306012
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
固体地球物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上田 誠也 東京大学, 地震研究所, 教授 (60011459)
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研究分担者 |
山野 誠 東京大学, 地震研究所, 助手 (60191368)
深尾 良夫 名古屋大学, 理学部, 教授 (10022708)
木下 肇 千葉大学, 理学部, 教授 (10110347)
行武 毅 東京大学, 地震研究所, 教授 (90012898)
浜野 洋三 東京大学, 地震研究所, 助教授 (90011709)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1988年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 地球中心核 / 地球ダイナミクス / 地球の構造 / 高圧物性 / 地球観測 / コアーマントル境界 / 地球磁場 / 地球活動のエネルギー / 地球化学 / 地球物質科学 |
研究概要 |
本総合研究は国内及び諸外国において地球中心部の重点的な研究の必要性が高まってきた機運を受け、重点領域の領域申請のための準備を進めることを目的としている。昭和63年2月に全国の研究者から集められた研究計画、3月1日、2日に行われたシンポジウムの結果を基礎として、準備が始められた。昭和63年8月29日の全体会議において基本方針を決定し、テーマを絞りこんだ上で、再度全国の研究者から具体的な研究計画を募集した。この結果に基づき10月28日の世話人会で取りまとめを検討した。その後、12月2日の世話人会でより具体的な計画を検討し、領域名を「地球中心核」とすることを決定した。また、主要研究項目は4テーマとし、計画研究の概要を検討した。平成元年1月19日の世話人会では2月3、4日に開催されたシンポジウム「地球中心核」のプログラムと運営方針を検討し、シンポジウム後の拡大全体会議において最終案を議論することとした。シンポジウムでは2日間にわたって36講演が発表され、100名余りの参加者の間で突っ込んだ議論が展開された。シンポジウムの最終セッションでは全員で重点領域の研究案を検討した。その後の世話人会、及び2月15日の世話人会では、この討議の内容を踏まえて最終的に申請案を決定した。これに基づき3月1日に重点領域の領域申請書を文部省に提出した。 本重点領域は地震学、測地学、地球電磁気学、超高圧物理学、流体物理学、地球化学、岩石・鉱物学等の地球科学の多くの分野が結集して、地球中心核とその境界域を総合的に研究することをめざしている。この目的のために主要研究項目は(1)構造と物性、(2)磁場変動と核流体運動、(3)エネルギーと物質の収支、(4)境界域の実態とダイナミクス、の4課題とし、各項目について3年間の計画研究と各数件の公募研究により、総合的に研究を進める。
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