研究課題/領域番号 |
63306025
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹内 伸 東京大学, 物性研究所, 教授 (60013512)
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研究分担者 |
藤田 広志 大阪大学, 工学部, 教授 (30028930)
角野 浩二 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (50005849)
石田 洋一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60013108)
吉永 日出男 九州大学, 総合理工学部, 教授 (40005856)
鈴木 敬愛 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013208)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | セラミックス / 構造欠陥 / 物性制御 / 塑性変形 / 破壊じん性 / 界面制御 |
研究概要 |
昭和63年度中に2回の研究会および1回の重点領域研究への申請のための準備会を開催した。 第1回目の研究会は、昭和63年7月18日より19日にかけて、東京で開催し、7名の講師により各分野の総合報告を行うと共に、今後の研究方針について討論を行った。第2回目の研究会は、昭和63年11月21日より11月23日に亘り福岡で開催し、分担者全員による研究発表を行うと共に、重点領域研究申請へ向けての研究体制等について討論を行った。 研究会の内容は、セラミックに関する(1)塑性変形に関する研究、(2)破壊じん性に関する研究、(3)粒界、界面の構造と物性に関する研究、(4)組織形成およびミクロ組織に関する研究、(5)マルテンサイト変態に関する研究、(6)照射損傷に関する研究、に大別される。本研究グループの特徴は、物理学会、金属学会、セラミックス協会、応用物理学会、電子顕微鏡学会などさまざまな分野でセラミックスの基礎研究に掲わる研究者の集合である所にあり、徒来共通の討論の場を殆んど持つことがなかったグループである。したがって、この研究会を通して、相互に関連分野の理解を深め、また多くの刺激を受けることによって、それぞれ将来の研究の展望に指針を得ることができ、また今後の研究協力関係の推進も計画された。 昭和63年12月24日には、幹事が東京で会合し、平成2年度から新たに研究体制を整えて重点領域研究をスタートすべく、その申請内容について討議を行い、吉永日出男(九大、総合理工、教授)を代表者として申請を行う方針を決定した。 なお、本年度中の研究成果は、論文または報告書の形で取りまとめ、約200ページの研究成果報告として印刷した。
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