研究課題/領域番号 |
63306035
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
横堀 武夫 東海大学, 開発技術研究所, 教授 (60005139)
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研究分担者 |
横堀 寿光 東北大学, 工学部機械工学第二学科, 助教授 (00124636)
森 康彦 日本大学, 生産工学部, 助教授 (20059629)
西川 友三 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (90005215)
岩本 信也 大阪大学溶接工学研究所, 教授 (40028973)
岸 輝雄 東京大学先端科学技術研究センター, 教授 (40011085)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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キーワード | 無機系先端材料強度・物性 / 無機系先端材料の靱性向上 / 無機系先端材料の塑性向上 / 無機系先端複合材料異相界面の力学・物性挙動 / 無機系先端材料接合部界面の力学・物性挙動 / 無機系先端材料各種破損の新しいクライテリオン |
研究概要 |
本研究によって平成元年度から発足する重点領域研究「無機系先端材料の強度向上と評価」に関する具体的な詳細な研究計画を立案・策定した。主な成果は下記の通りである。 1.無機系先端材料強度の向上と評価に関して、従来得られているすべてのデータについてそのデータの信頼性について検討して、棄却・選択などを行って早急に解決すべき問題点を明確に抽出し、多くの研究項目を抽出した。 2.これら抽出と並行して実験的に信頼性あるデータを得るための新しい測定法、新しい方法論、新しい解析法を検討した。 3.これら、実験計画と並行して力学挙動・物性に関する模型、機構、理論の導出と実験のための方法論を検討した。 4.本重点領域研究に関して国内の研究連絡を行った。 5.靱性および塑性の解明と飛躍的向上、複合材料異相、異種材料界面及び無機系先端材料接合部界面の力学・物性挙動の解明、無機系先端材料各種破損の新しいクライテリオンの導出と実証などを緊急に解決すべき今後3ヶ年の研究項目として設定した。 6.以上をふまえて、昭和62年度に策定した本重点領域研究計画研究項目の再編成、それにともなう研究組織の再編成を完成した。すなはち、本重点領域研究の計画研究班とし次の4班を設け、これら全班を総括班によって有機的・総合的に総括することを基本方針とした。すなはち、全体組織として総括班、A01班 各種の新しい手法の開発とそれらによる力学挙動の解明、A02班 組織制御と塑性加工性表面加工性およびトライボロジー、A03班 接合部および先端複合材料の界面挙動の力学・物性、A04班 破壊、疲労、クリープの新しいクライテリオンの創出と実証を設定した。 7.目下、本研究について国外との研究連絡体制の設定を促進中であり、明後年8月には本総括班と関連学会共催の本研究領域に関する国際シンポジウムの開催を企画し準備を進めている。
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