研究課題/領域番号 |
63307011
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古賀 憲司 東京大学, 薬学部, 教授 (10012600)
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研究分担者 |
日野 亨 千葉大学, 薬学部, 教授 (10009160)
荒田 洋治 東京大学, 薬学部, 教授 (40011499)
金子 主税 東北大学, 薬学部, 教授 (40013833)
大野 雅二 東京大学, 薬学部, 教授 (00111550)
森 謙治 東京大学, 農学部, 教授 (20011843)
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研究期間 (年度) |
1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1988年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 生物活性物質 / 生体応答分子 / 立体選択的合成 / 分子機構 / 天然物 |
研究概要 |
我が国では従来から、生物活性物質を志向した基礎研究が盛んであり、個々には質的にも世界第一級のレベルにある。本研究は、薬学におけるこの分野の第一線の有機化学者を中心とし、これに農学、工学、理学、医学のこの分野の研究者を加えて研究組織をつくり、新規生物活性物質を志向した基礎研究の進展と体系化をはかる準備のための場を持つと共に、「重点領域研究」の研究領域を申請するための準備研究・調査を行ったものである。 このため、数名の代表的研究者による研究連絡会議を東京、札幌、京都、および福岡において計6回行ない、現在の研究の現状、将来への展望を主題とした意見の開陳と相互討論を行なった。 また、昭和63年12月17日には「新規生物活性物質創製の基礎研究」と題する公開シンポジウムを東京大学薬学部記念講堂において開催した。このシンポジウムは、本研究班員である森謙治(フェロモンの合成)、大野雅二(リゾキシンの合成)、米光宰(マクロリドの合成)、塩入孝之(AI-77-βの合成)、金子主税(C-ヌクレオシドの合成)、生越久靖(金属酵素のシミュレーション)、大村智(微生物由来の生物活性物質)、北川勲(生物活性天然物の検索)および班員外である板井昭子(コンピューターを用いた分子挙動の解析と分子設計)の各氏の講演が行われた。本シンポジウムは、班員以外にも多数の参加者があり、100名を越える盛会であった。またこの機会に、昼食時に班会議を開催した。 上記の討議を通して、これからのこの分野における重要な研究は、生物活性物質となりうる素材の発堀の研究、生物活性物質の合成法の開発による供給を志向した研究、および生物活性発現の分子機構の研究の三つの研究が重点的に推進されるべきであるとの結論に到達した。この線にそって「重点領域研究」を申請するべく、さらに検討中である。
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